山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

火打山(その8)

2009-08-19 | 新潟の山
雪山讃歌の碑

この夜の宿は「休暇村 妙高」です。
マイクロバスに乗って宿に向かいました。
途中で車を停めて貰いました。
ここにこんな碑があるからです。
山をやる人なら何度か歌ったことがあると思います。
昔は「歌声喫茶」などというのがあり、そこでもよく歌いました。
最後の「♪山よサヨナラ ごきげんよろしゅう またくる時にも
笑っておくれ」というところがいいですね。
今度は妙高にも笑って欲しいと思いました。



この石碑がここにある訳が書いてあります。
昔は冬の遊びといえばスキーでした。
子供の頃、竹を切ってきて細く割り、板に打ち付けて
先端をカマドの火で曲げて手作りのスキーを造りました。
それで野山を滑り、野ウサギなども捕まえました。
雪かきなどの苦労も知っているので、本格的なスキーは
ついにやりませんでした。

ヒヨドリバナ

石碑の近くに咲いていました。
花はヨツバヒヨドリに似ていますが、葉っぱが違います。
ヨツバヒヨドリは葉っぱが輪生しています。
まだ蕾が多いようでした。
ヒヨドリが鳴く頃咲く花だといわれています。

妙高山

「休暇村 妙高」の一夜が明けました。
ここのロビーから妙高山がみえます。
正面の山がそうですが、頂上には雲がかかり雨が降っている
ようです。
今度くる時には笑顔をみせて欲しいものです。



「休暇村 妙高」の玄関です。
玄関前にはたくさんの人がいたので、このような紹介に
なってしまいました。
このまま帰るには時間が早過ぎるので、これから滝をみに
行きます。
ここから循環バスが出ていました。

燕温泉

途中、燕温泉を通ります。
静かな温泉街です。
本来なら妙高山を登ってここに降りる予定でした。
ここの温泉もなかなかよいそうです。
今回は素通りしただけでした。



1時間くらいで滝の入り口に到着しました。
この滝は「苗名(なえな)の滝」と呼ばれています。
かなり有名な滝だそうです。
ここから歩いて15分くらいだそうです。
観光客がたくさんいました。



長い吊り橋を渡ります。
山の上では雨でも下界はこの通り晴れています。
もう気持ちは「観光」に切り替えています。
山靴が不似合いでした。(笑)
もうすぐ滝がみえるようです。