山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

上高地(その9)

2008-03-10 | 日常の出来事
トンネルの出口(1)


遠くに出口が見えました。
もう少しです。
やっと出口だと思うと、気持も軽くなります。
スノーシューとストック2本を手に持っていましたから、
これだけでも結構な重さでした。






トンネルの出口(2)

出口まであと20mくらいです。
天気は晴れているようです。
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった・・・」
川端康成の「雪国」を思い出しました。
やっと暗闇から開放されます。




トンネルの反対側


トンネルを出てから、振り返ってみました。
仲間の姿はまだありません。
入ってから抜けるまで、丁度25分かかりました。
帰りは下りですから早くなりそうです。
雪はこちら側のほうが多かったです。
みんなを待っていましたが、なかなか来ないので
そのまま歩きました。




雪の状態


トンネルを抜けてからは、このように除雪してありました。
関係者の車が上高地まで入っているようです。
乗用車が1台通れる幅です。
途中で1台すれ違いましたが、除けるのがたいへんでした。
雪は締まっていたので、まだスノーシューは履きませんでした。





焼岳(1)


しばらく行くと、右手に大きな山が見えました。
焼岳です。
夏に登ったことがありますが、頂上付近にはまだガスが噴出して
いる場所がありました。
噴火でできた山です。
今日は笑顔でお付き合いしてくれそうです。





スノーシュー


しばらく歩いていたら、橋がありました。
左には除雪された道が続いています。
右は除雪されていません。
ここでみんなを待って、右の道を歩くことにしました。
いよいよスノーシューの出番です。
靴につけるとこんな状態です。
後ろに金具があって、それを外すと歩く時かかとが上がって
歩きやすくなります。
トンネルを入ってからここまで約1時間でした。
これから梓川に沿って、河童橋まで歩きます。