山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

上高地(その18)

2008-03-19 | 上高地
焼岳(4)

河童橋に行く時は焼岳が左に見えていましたが、帰りには右側に見えています。
行く時よりも大きくみえました。
この日はずっとにこやかな姿をみせてくれていました。
夏と違って雪があると一層きれいな姿です。
頂上の噴煙もかすかにみえました。
こんなに長い間ゆっくり眺めたのは久し振りでした。





雪道(7)

除雪された雪道がどこまでも続いています。
もう、仲間の姿はありません。
午後の日差しに雪がキラキラ光ってきれいでした。
気温は相変わらず低く、雪がサラサラしていました。
もうすぐ朝出発した分岐にでるハズです。
遠くに白く乗鞍の頭が覗いていました。





穂高連峰


最後にもう一度後ろを振り返ってみました。
何と!雲が切れて穂高連峰が姿をみせているではありませんか。
右奥が前穂高岳、左奥が奥穂高岳、その間が吊り尾根と呼ばれています。
最後の最後に姿を見せてくれて感激しました。
この姿を仲間はみたのでしょうか?
ぜひ見せたい姿でした。






スノーシュー


途中でスノーシューを脱ぎました。
最初にもご紹介しましたが、これがこの日お世話になった
スノーシューです。
長さは50cm、幅が最大20cmくらいです。
本体はプラスチックでできています。
ひっくり返して裏をみています。
前面に大きなギザギザした金具、その下に6個のスパイクが
ついています。
このスパイクのお陰で氷の上に乗っても滑りませんでした。
ここから先はこれを両手に持って先を急ぎました。









雪の造形


釜トンネルに入る手前におもしろい雪の造形がありました。
風がいろんな方向から吹いて自然に作られ芸術品です。
こんなものが見られるのも雪があるからでしょうね。
釜トンネルに入る手前で仲間の姿がみえました。
もうここまで来れば余裕です。
最後まで付き合ってくれた焼岳に別れを告げました。
もうすぐ釜トンネルに入ります。