山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

上高地(その10)

2008-03-11 | 上高地
焼岳(2)


しばらく歩いてから振り返ってみました。
焼岳が少しずつ顔を見せてくれます。
このルートは夏道だとかなり広いのですが、雪があると
キチンとした道はありません。
右側は大きな崖になっていて雪崩も発生する場所のようです。
前後、左右に注意をしながら歩きました。
気温が低かったので雪崩はそれほど気にしませんでしたが、これから
気温が上がると注意が必要です。






大正池


大正池が見えてきました。
全面凍結はしていません。
この池は焼岳が噴火した時、梓川を堰き止めてできた池です。
昔はたくさんの枯木が立っていましたが、いつの間にかその枯木は
なくなっていました。
撤去したのかも知れません。
対岸のケショウヤナギが真っ赤になっていてきれいです。
夏ならバスで通り過ぎる場所です。
奥に見える山は明神岳です。
左に穂高連峰が見えるハズですが、雲の中でした。






大正池ホテル(1)

夏、観光バスでくるとこのホテルの前で降ろされるようです。
湖畔に遊歩道があり、河童橋まで歩けるようになっています。
コーヒー軽食などもできるようです。
客を降ろしたバスは、この奥にあるバスセンターの駐車場で待っているようです。





大正池ホテル(2)


大正池ホテルの正面です。
シャッターが下ろされ静まり返っています。
オープンするのは雪が解けてからでしょう。
このホテルの右側から川に沿った遊歩道に降りることができます。
先行の二人がようすを見に行きましたが、遊歩道が雪に埋まっていて
危険だというので、このまままっすぐ歩くことにしました。
途中に細い橋があり、その上には1mくらいの積雪がありました。






雪道(1)


積雪は1m以上ありそうです。
ここから仲間二人が先行しました。
他のメンバーの歩きが気になります。
時々振り返りながら歩きました。
大きな木はシラビソのようです。
北八ヶ岳にたくさんあります。






雪道(2)


あまり遅れると後ろが心配です。
途中で態勢を整えるためにみんなを待ちました。
ここから先は踏み跡がありません。
上高地は標高が1500mです。
まだまだ冬の装いです。
河童橋まではまだ1時間半くらいかかります。