山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

里山

2008-03-28 | 山の花
里山を歩いてきました

春景色



のどかな山村風景が広がっています。
遠くにはまだ梅が咲き誇っていました。
何軒かの家があるようです。
この日は天気もよくてのんびり歩けました。
約4時間くらいのコースです。
散歩には丁度よい時間です。
春の日差しが暖かく感じました。




アセビ


冬には小さな赤い蕾でしたが、立派な花を咲かせていました。
ご存知「馬酔木(アセビ)」です。
有毒で馬が食べると酔ったようになるそうです。
かなり大きな木になります。
山では白い花ですが、公園などには赤い花もあります。
園芸用に改良されたもののようです。





キブシ


木五倍子(キブシ)の花です。
種を黒い染料にしたそうです。
小さい花が房状になってぶら下がっています。
カンザシのようですね。
この花をみると春の訪れを感じます。
沢筋などにもよく自生しています。




レンギョウ


里に降りてきました。
公園などにもたくさん咲いています。
レンギョウにも幾つかの種類があるようです。
中国が原産地のようです。





ヒュウガミズキ


名前の通り、宮崎県(日向)が原産です。
細い枝に小さい花がたくさん咲きます。
公園などでもよく見かけます。
刈り込みにも強いようです。





トサミズキ


こちらは高知県(土佐)が原産です。
ヒュウガミズキより木も大きく、花も長いです。
花の中から赤いオシベが覗いています。
これもカンザシにするとよさそうですね。
最近すっかり和服姿の女性をみなくなりました。
着物はタンスの中で眠っているのでしょうね。




オウバイ


漢字では「黄梅」と書きます。
枝がヤナギのように長く延びて黄色い梅に似た花が咲きます。
春の花ですが、暖かいと冬でも咲く場合があります。
これは中国が原産のようです。
中国はいろいろ問題を提供してくれますが、昔からたくさんの花も提供して
くれたようです。
黄色い花は春を代表する花のようです。