山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

上高地(その15)

2008-03-16 | 上高地
梓川と焼岳


河童橋の真ん中から焼岳を眺めてみました。
左側にカラマツ林、右側にケショウヤナギがあります。
ケショウヤナギは上高地にある特有種です。
水の中でも元気に生きています。
赤くなっていてきれいでした。





明神岳

穂高連峰に向かって先ほどから見えていた山です。
明神岳(2931m)という岩峰です。
登るルートがありません。
梓川はこの山を巻くように大きく左に曲がっています。
徳沢まではこの山を左手にみながら歩きます。
刻々と姿を変えて違った顔を見せてくれます。
この奥に前穂高岳があります。





西穂高岳


今度は左手を眺めました。
右手奥に西穂岳があります。
この日は残念ながら雲の中でした。

西穂岳から奥穂岳までの間は岩の連続です。
ルートを見失ったり、足を滑らせて滑落したりして
毎年犠牲者がでています。
西穂山荘から穂高岳山荘まで10時間以上かかります。
危険な個所も多く、天気が悪かったら止めたほうが賢明です。





焼岳(4)


この日の焼岳は去り難い姿でした。
夏はあまり気にとめないで素通りします。
このあたりに人が多くて、ゆっくりできないからです。
この日は貸切でした。
雪があると素晴らしい姿ですね。
帰りはこの山のもっと近くを通ります。
一日中笑顔で付き合ってくれそうです。




河童橋(4)


反対側からみた河童橋です。
同じような姿をしています。
欄干の文字はひらがなで「かっぱばし」と書かれていました。
帰りのバスの時間がが決まっています。
20分ほど休憩してここを引き上げました。




カラマツ林(1)


このあたりのカラマツ林がきれいでした。
春になると小さな芽がでてきます。
淡いミドリ色がきれいです。
秋の紅葉も黄金色に染まっていいですね。
白い雪と青い空との対比がステキでした。

写真を撮っている間に仲間の姿がみえなくなります。
あっという間に100mくらいは差がついてしまいます。
でも、どこかで追い付きます。
歩き方の違いでしょうか?