彦四郎の中国生活

中国滞在記

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2014-01-07 10:47:46 | 滞在記

 12月の年末に学生から、「先生。1月1日から3日までの予定がなかったら、私の故郷に来ませんか。」と言われた。1日から一週間あまりの休みがあり、この間どう過ごそうか困っていたところだったので、「では、行ってもいいですか。」と二つ返事をした。
 一日目(1月1日)、もう一人の学生(湖南省長沙)の学生ととともに3人で、学生の故郷:福建省三明市尤渓(ゆうけい/ヨウシー)に新幹線で向かった。1時間あまりで到着する。学生の祖父(おじいちゃん)のアパートに泊まることになっているので、まずはそのアパートに行った。おじいちゃんは、笑顔で私達を迎えてくれた。午後は、尤渓の町を散策する。福州から西方の山間地区にあるこの町は、町中を閩江(びんこう)の支流の川沿いに発達した町で、こじんまりとしている。緑深い山々が間近に迫り、妙に感心感を与えてくれる町であった。空気もおいしい。

 夕方になり、町の郊外にある学生の父が(おとうさん)が経営する「自動車販売店」に学生の兄(おにぃちゃん)の車で行く。ちょうどオートバイかあったので、借りて1時間あまり疾走させてもらう。お父さんの友人たちも交えて、おじいさんのアパートに行き、夕食・宴会となった。料理や酒も地元のもので、美味しかった。そして、いつのまにか眠ってしまった。宴の最後のあたりの記憶がなかった。

 二日目(1月2日)、朝は近所の小さな食堂での朝食。その後、小高い山の上にある「尤渓保安寺」に向かう。登ること30分で到着。町が一望できた。中国式「おみくじ」を教えてもらい、引いてみた。番号33番の観音霊答は、「身宮清吉喜平安 在家出外一般般 春夏平平秋冬吉 凡事称心大喜欣」となっていた。たいへん良いものらしい。

 山を別ルートで下り、昼食をとる。そして城門などの場所を散策を散策する。小さいが歴史のある町のようだ。夜は、お父さんの店で鍋料理を囲んで、昨日に続く宴会となった。この日も酒を飲みすぎて、私だけこの店のソファーで眠り泊まる。
 三日目の1月3日、朝10時の新幹線で福州に帰った。










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