彦四郎の中国生活

中国滞在記

京都・比叡山麓「八瀬」の渓流―ベトナムからの留学生たちがたくさん来ていた

2018-07-23 06:09:13 | 滞在記

◆前号のブログで、「閩江大学の学生たちが京都に遊びに来た」という記事を書きました。15日の午前10時半にJR京都駅で待ち合わせをしました。その際、6人の学生一人一人が中国から持ってきていた土産が入った紙袋を渡されました。そして、アルパカの大きなぬいぐるみ人形も中国で買って先生への土産として持ってきましたと渡されました。

 この日の京都は38度の高温でした。私はこのお土産荷物を両手に持ちながら、自分の鞄は背中に背負って、一日の京都案内をすることとなりました。学生たちも気の毒がって、かわるがわるこのお土産荷物を持ってもくれました。汗の流れが止まらない暑い暑い一日でしたが、この荷物は無事に家に持って帰ることができていました。翌日、妻が「何が入っているの?」と聞いてきたので、一つ一つのお土産を見て見ました。お菓子や飾り物、日用品など8点ほどが入っていました。ぬいぐるみは何故か、パンダじゃなくて南米のアルパカというところが不思議でもありました。これは、1才9カ月の娘の子供(孫)にあげました。(※ちょうど上にバカバカ乗れる)

 中国の大学生たちを京都案内した翌日の16日(月)、この日は「海の日」での祝日で祇園祭りの宵山となっていた。四条通は歩行者天国となり、日本人や外国人の浴衣姿が百花繚乱、日本人も中国人も韓国人もこの浴衣を着ると、とても女性美が輝く、アジアの美という感じがする。この日も京都は38度以上の猛烈な暑さ。高瀬川沿いにある喫煙所に行き、川の中に入って煙草を吸った。近くの居酒屋には「日本代表サッカー」のユニフォーム横断幕に「戦いの狼煙を上げろ!」と書かれていた。この居酒屋はサッカーW杯の試合を中継していて、盛り上がっていた店なのだろう。京都・丸善書店に行く。

 京都の比叡山の麓にある「八瀬」。ここは、東洋一のケーブルカー乗り場があり比叡山まではロープウェイを乗り継いでのぼれる駅がある。また、京阪出町柳駅から「京福鉄道―八瀬線・鞍馬線」の八瀬駅があり、とても便利なところだ。この時期、比叡山の山頂まで行ってもほとんど涼しくはなく暑いだけ。最も涼しくて最高なのが、この八瀬駅周辺の渓流だ。ここはとても京都市内から近くて、電車でこれるので便利でもあり、最高に涼しくて冷たい渓流がある。

 祇園祭りの「前祭り」で山鉾巡行が行われた17日(火)の午前、ここ八瀬の渓流に娘と孫と3人で行った。娘の家がある銀閣寺付近から車で15分ほとで八瀬に到着した。この渓流の川原は水量も多くとても水も冷たく気持ちがいい場所だ。平日の午前とあって、人も少なかった。午前10時頃は私達だけだった。30分ほどすると小さな子供達をそれぞれ連れたママ友3人がやってきた。

 そして、大勢の若い人たち20人ほど男女もやってきた。そこに行ってみると、ベトナムからの留学生たちだった。バーべーキューをしていて、食材は「肉や野菜」がものすごく用意してきていた。その様子を見ていたら、「おにいさん、おにいさん、食べに来て食べに来て」と愛想よく笑顔で呼び止められた。このへんの愛想よさはさすが微笑みの国ベトナムだと感じる。中国人の見知らぬ初対面の人に対するものすごい冷淡さ・無視さとは真反対の国民性のように思う。「じゃ、後でまた来ます」と言って、娘や孫のいる方に行った。

 30分ほど後に、ベトナム人学生たちの方に行くと、すぐに声をかけられて、紙皿に大量の「肉やチーズや焼き鳥」などを2皿盛られた。おそらく昨今、京都市内や大阪でもベトナム人留学生が急増し、「ベトナム人向け」の食材店ができているのだろう、バーベキューの肉や焼き鳥やチーズは、日本のものとは違っていた。とても唐辛子がきいた独特の香辛料と香りがきいたものだった。孫は焼き鳥を手に取り食べようとしたが、これはやめさせた。泳ぎによし、バーベキューによし、交通の便も京都市内からよく、連日10日以上も38度〜40度の気温が続く京都でもお勧めの場所だ。

 18日(水)の午後4時から、映画ジェラシック・ワールド(パート4)を、京都市内の映画館で妻とともに見に行った。3D映画だった。とても面白かった。たくさんの種類の恐竜が映画にはでていたが、この映画に出ているほとんどの種類の恐竜のフィギヤとそれぞれの骨や歯や卵やなどは、アメリカやモンゴルでの恐竜発掘調査に何回も行った際に日本の自宅に持ち帰ったものがいまでも部屋に並んでいるなあと出演恐竜が身近に感じられた。

 

 

 

 

 


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