彦四郎の中国生活

中国滞在記

日本では3月だが、中国では6月が「送別の季節」❶—この2週間は、「送別会」「送別食事会」続きの日々—

2016-06-27 17:34:39 | 滞在記
 6月11日(土)からの2週間、送別会や送別の食事会のようなものが続いている。ほぼ、2日〜3日に一回ぐらいの割合だろうか。中国の小学校・中学校・高校・大学の卒業式は6月。新年度の新学期は9月から。会社などの新年度も9月からとなっている(※日本では、会社の新年度はほぼ4月から。このため3月が送別の季節となっているが、中国では 一応9月だが あまりはっきりしていない。まあ、6月~9月が就職の中心時期となるのかな。)

 6月11日(土)の昼、「福州市内の各大学に勤めている教員の送別会」があった。福建師範大学から3人、福建師範大学協和学院から2人、閩江大学から1人、合計6人。福建師範大学の津田さんは、天津市にある大学へ転勤。私は、同じ福州市内の閩江大学(※昨年の7月まで勤務していた。)に転勤。その他の4人は日本に帰国することとなっている。
 この1年間、同じ福州市内に暮らしているというだけで、お互いの支えともなっていたのだが、私以外 すべて福州からいなくなってしまうことになった。まあ、とりあえず「乾杯!」。お互いにお疲れ様でした。

 6月15日(水)の夕方より、福建師範大学を去る3人(全員)の日本人教員の送別会が、大学近くのホテルであった。福建師範大学外国語学部日本語学科の教員は数が多い。中国人教員17人、日本人教員3人の合計20人。送別記念品として、陶器製の「パソコン・マウス」や「USBメモリー」をいただいた。なかなか素敵だ。

 6月17日(金)の午後4時半より、「2回生-2班(組)主催」の送別会があった。私たち日本人教員3人の送別会。そして、夏休み近くなったクラスの仲間のお楽しみ会でもある。黒板には、わたしたち3人のイラストがあった。開会宣言のあと、歌唱や3つのゲームが行われた。

 この3つのゲームというのが けっこう面白くて楽しめる。どんなゲームかというと、さすが日本語学科ならではというゲームだった。全部、日本語に関連したゲームだった。津田先生の手品もあった。うまく成功しないのがまた面白い。最後は、手作りケーキを食べてた。映像には「クラス合唱『15の君へ』が流れていた。2時間あまりだったが、企画力に優れていた。(単純なプログラムだったが、なぜか楽しめる)
 2回生1班の方も企画していて、招待案内の連絡が入っていたが、2班との時間が重なってしまい断念したようだった。

 6月19日(日)の夕方、3回生の学生4人が 宿舎にやってきた。前期(1学期)に授業を担当した学生たち。後期(2学期)、3回生の授業担当はなかったので、3回生全員に別れを告げる機会がなかった。

 6月22日(水)、この日は福建師範大学外国語学部の卒業式が行われた。夕方から、卒業パーティが「留学生会館」で開催された。卒業生たちは、1学期に「日本古典文法」や「日本近現代文学」の授業を担当した学生たち。日本の大学の大学院に進学する学生も数名いる。また、日本でも会えるだろう。