稚児ら巡行平安祈る  京都・向日神社「還幸祭」

2016-05-15 12:40:49 | 祭 carnival
 向日神社(京都府向日市向日町)の「還幸祭」が8日、営まれた。みこしや稚児などを載せた車列が同市と長岡京市、京都市西京区の10地区を巡り、氏子らが平安を祈った。

 同神社例大祭のクライマックスとなる祭事で、神幸祭の3日後に営まれている。向日市上植野町の御旅所では、宮座の一つ「西加輿丁座(にしかようちょうざ)」の氏子が3日間泊まり込み、ご神体を守った。

 この日は午前9時半に、軽トラックなど21台が上植野町の御旅所を出発。近隣住民らがご神体を載せた「鳳輦(ほうれん)」やかわいらしい稚児にカメラを向け、手を振って見送っていた。

 この後、氏子らは太鼓と雅楽の音を響かせながら、長岡京市滝ノ町や向日市森本町、鶏冠井町などを巡り、各地区で神事を行った。

 滝ノ町自治会館前では、地元住民が見守る中、神職が祝詞奏上や玉串拝礼を行った。六人部是継宮司は「ますますのご発展とご健勝をお祈り申し上げます」とあいさつしていた。

【 2016年05月09日 11時37分 】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿