競輪ファンの思い届け! 選手会京都支部がチャリティー

2016-05-15 12:42:28 | イベント
 熊本地震を受け、日本競輪選手会京都支部は9日、チャリティーイベントを京都向日町競輪場(向日市寺戸町)で開いた。村上義弘選手(41)らトップ選手を含む17人が、サイン入りタオルや愛用のジャージーなどを販売し、多くの競輪ファンが参加した。収益金55万4816円は、府を通じて被災地に送る。

 同支部のメンバーが被災地支援策として発案した。イベントではまず、窓場加乃敏支部長(48)が「熊本を応援した気持ちでいっぱい。ぜひ協力を」と呼び掛けた。

 選手たちはオリジナルタオルをその場でサインして販売したほか、レース賞品のジャージーやアンダーシャツ、自転車のフレームなど所有品のオークションを行った。日本選手権(GⅠ)の決勝進出者にしか与えられないジャージーなど貴重な品々もあり、競輪ファンの手が次々と上がっていた。

 村上選手は「たくさんのファンが集まってくれてうれしかった。みんなの気持ちを被災地に届けたい」と話した。

 熊本市から来たトラック運転手の田中敬介さん(51)は、地震で自宅が半壊し、今も住めない状態。「全壊した家もたくさんあるので、そういう人たちのためにお金が使われたらありがたい」と願っていた。

【 2016年05月10日 12時48分 】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿