宇治茶の名声を次代に 宇治上神社で献茶祭

2018-06-03 10:09:26 | 祭 carnival

 宇治茶の新茶を奉納する献茶祭が1日、京都府宇治市宇治の宇治上神社で厳かに催された。茶業関係者ら24人が収穫に感謝するとともに、茶業界や茶道の一層の発展を祈願した。

 拝殿で行われた神事では、煎茶道瑞芳菴(ずいほうあん)流の大田和博仙家元が、境内に湧く宇治七名水の一つ「桐原水」を用いてゆったりと煎茶を入れ、宮村徹宮司が本殿にささげた。続いて、主催する宇治上神社献茶奉賛会の辻俊宏副会長が「お茶は国内だけでなく海外でも高い評価を受けている。宇治茶の名声を子孫代々に伝えることが私たちの使命」と祭文を読み上げた。

 献茶祭は、宇治上神社が世界遺産に登録されたのを機に、1996年に始まった。

【 2018年06月02日 16時35分 】



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