熊本地震の被災地を支援しようと、書家とプロのカメラマンによるチャリティーイベントが7日、京都府向日市上植野町の飲食店「ふうせんかずら」で開かれた。500円で被災者への思いを書家が代筆し、色紙を持った客をカメラマンが撮影する取り組み。集まったお金で文房具を購入し、被災地の小学校に贈る。
書家の稲垣尚毅さん(27)=京都市南区=とカメラマンの尾上亜里佐さん=大阪府枚方市=が企画。両親が熊本出身の尾上さんが、被災地のために一肌脱ごうと考えて知人の稲垣さんに声を掛け、実現した。単に義援金を募るのではなく、それぞれの得意分野である書と写真を生かして市民らに協力を求めた。色紙と写真は客にプレゼントされた。
来店客が「負けないで」「プラス思考」「不撓(ふとう)不屈」などの言葉を指定すると、稲垣さんが力強い筆致で色紙に書き上げる。その色紙を持った客を尾上さんが撮影し、写真をプレゼントした。
龍安寺(京都市右京区)のちょうず鉢にある「吾唯足知(われただたるをしる)」を書いてもらった書家の北野名保子さん(32)=大阪府豊中市=は「大変な状況で心が暗くなりがちな中でも、何か明るい気持ちになれることを見つけてほしいと願って選びました」と話した。
【 2016年05月08日 11時32分 】
書家の稲垣尚毅さん(27)=京都市南区=とカメラマンの尾上亜里佐さん=大阪府枚方市=が企画。両親が熊本出身の尾上さんが、被災地のために一肌脱ごうと考えて知人の稲垣さんに声を掛け、実現した。単に義援金を募るのではなく、それぞれの得意分野である書と写真を生かして市民らに協力を求めた。色紙と写真は客にプレゼントされた。
来店客が「負けないで」「プラス思考」「不撓(ふとう)不屈」などの言葉を指定すると、稲垣さんが力強い筆致で色紙に書き上げる。その色紙を持った客を尾上さんが撮影し、写真をプレゼントした。
龍安寺(京都市右京区)のちょうず鉢にある「吾唯足知(われただたるをしる)」を書いてもらった書家の北野名保子さん(32)=大阪府豊中市=は「大変な状況で心が暗くなりがちな中でも、何か明るい気持ちになれることを見つけてほしいと願って選びました」と話した。
【 2016年05月08日 11時32分 】
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