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同トイレは、近隣町内会の一部が子どもが内部に引き込まれるなどの懸念を示し、2010年の公園の供用開始以来、使用されていなかった。
市は昨年12月下旬から、警備員を配置して日中限定でトイレを開いた。市公園住宅課は「防犯カメラの設置やパトロール強化などで対策は講じられた」とし、常時開放を決定。6日に目隠しフェンスの撤去を始めた。照明を新設し、開放後に警備員は配置しない。
市が3日夜に寺戸公民館で開いた説明会には近隣住民ら約70人が参加した。市側は「トイレは全市民の物。開放が事件に結びつくとは考えられない」と説明。反対する住民は「人通りが増える中で治安は悪くなり、子どもへのリスクは高まっている」「問題が起きたら被害を受ける住民の納得を得ないといけない」などと訴えた。
一方、開放に賛同する市民からは「トイレは全市民の財産で、課題があれば地域と行政が協力して解決するのが方策ではないか」との意見が上がった。
【 2017年02月07日 11時34分 】
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