欧州連合(EU)の現状を茨木高生が学ぶ

2011-06-26 11:48:27 | 政 governing
高校生が欧州連合(EU、27カ国加盟)の歴史や現状を学ぶ講演会が23日、茨木市であり、府立茨木高校の3年生約320人が参加した。EUインスティテュート関西(EUIJ関西)が主催し、同校と朝日新聞社が共催した。

 講演会では、EUIJ関西代表の吉井昌彦・神戸大大学院経済学研究科教授が通貨統合などEUの政策を、ポール・ベーコン早稲田大国際教養学部准教授がEUで廃止されている死刑制度について話した。

 駐日欧州連合代表部のバーバラ・ローデ公使参事官・科学技術部長はEU域に約140の原発があり、加盟国のほぼ半数の国が原発を保有すると説明。福島の事故を受け「近くEUの全原発で安全性の調査が行われる」と述べた。生徒たちは国境が接するEUでの原発立地のあり方などについて活発に質問していた。

 次回は7月下旬に府立天王寺高校の生徒が受講する予定。

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