「玄象(げんじょう)」の一節 能熱演

2010-11-25 16:34:42 | ブログ Weblog
児童85人、能熱演 第4向陽小発表会 : 京都新聞

京都府向日市寺戸町の第4向陽小の6年生が24日、夏から練習を続けてきた能を同小の体育館で披露した。数人がひと組になり、同級生たちの謡に合わせて順番に見せ場を舞った。

 同小では日本の伝統文化を学ぶ取り組みを2008年度から行っており、能の体験もその一環。向日市在住の観世流能楽師、吉田篤史さんの指導で7月から計5回の練習を重ねてきた。

 3クラス85人が演じたのは、琵琶を究めるため唐(中国)に向かった藤原師長(もろなが)が、途中立ち寄った須磨の浦で村上天皇の霊と出会い、渡航を止められるという「玄象(げんじょう)」の一節。5年以下全員と、保護者、隣接する成安幼稚園の園児や老人福祉センター琴の橋の利用者が見守った。

 児童たちはクラス別に、3~5人が順番に、出番待ちや舞い終えた同級生の謡に合わせて仕舞を見せた。足の踏み鳴らしや扇の開閉では、息の合ったところを見せるなど練習の成果を発揮した。

 その後、成安幼稚園の園児が合唱を披露、また能を指導した吉田さんが「高砂」などを演じた。

【 2010年11月25日 10時31分 】





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