当初予算案など可決、副市長2人制導入 京都・長岡京市会閉会

2015-03-26 15:05:28 | 政 governing
 京都府長岡京市議会の3月定例会は23日、最終本会議を開き、市が提案した2015年度一般会計当初予算案や副市長人事案、議員提案の市議会委員会条例の一部改正案など計39議案を原案通り可決、同意して閉会した。

 一般会計当初予算は過去最大規模となる269億7800万円。子育て支援医療費の拡充や学校耐震化、西代公園の整備などの関連経費を盛り込んだ。同予算案には、武山彩子市議(共産党)が反対討論を、大伴雅章市議(民主フォーラム)と冨田達也市議(ほうれんそうの会)、八木浩市議(無所属)が賛成討論を行った。

 戸田雄一郎副市長の後任に府丹後広域振興局長の土家篤氏(60)を、副市長2人制の導入に伴い市建設交通部長の佐々谷明光氏(60)を、4月1日から副市長に選任することに同意した。

 また、介護報酬の引き下げを行わない▽ドクターヘリの安定的な事業継続に対する支援▽ヘイトスピーチへの対策強化▽「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組み-をそれぞれ求める意見書案4件も可決した。

 議決後、今月末で退任する特別職があいさつした。戸田副市長は、阪急西山天王山駅の開業や立命館中・高の移転開校などに触れ、「市の将来につながる重要な事業に関わることができた」と振り返り、河村豊水道事業管理者は「水道事業と下水道事業の経営健全化に道筋をつけられた」と語った。

【 2015年03月24日 11時41分 】


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