森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

弁天町

2016-09-12 | 日記
 昨日、函館周辺の高校十校の写真部の生徒たちによる作品展が、函館芸術ホールのギャラ
リーで行われました。
 数百点もの作品をゆっくり時間をかけて見せてもらいました。
 飾らないストレートな表現と若々しい感性に刺激されたのか、おかげで大いに若返ること
ができました。もちろん気持ちだけですが。



 芸術ホールへ入る前の朝の光の良い時間を使って、弁天町界隈を撮り歩きました。
 弁天はほんの狭い範囲の中に、港あり坂あり高台ありと見どころいっぱいの町です。







 函館は北海道では一番古い港町、その中でも更に最も古いのがこの弁天町です。昔の面影
がそこここに残っていて、賑やかだった当時を彷彿させてくれます。





 お天気が良かったせいもあって、まだ夏の雰囲気でした。行き交う人々はほとんどが半袖
です。夏花たちもがんばっていました。やはり街は山奥とはずいぶん気候が違います。



 弁天町は観光客の来ないエリアだから、慌しさがなくの~んびり歩けます。
 昔から住んでいる人々が多く、観光地にありがちなすました感じはありません。普通の生
活感漂う街並みの随所に函館らしさを見つけることができます。

 九月になってやっと晴れました。若者の作品も見れたし、いいスタートが切れました。


                              動(yurugi)