加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成29年 凧・絆プロジェクト(2)

2017年03月07日 | 3・11 凧絆プロジェクト
平成29年3月7日
3・11凧絆プロジェクトは震災の翌年の平成24年に仙台凧の会が「被災地の復興と慰霊の願いを込めて追悼の白い凧を揚げましょう」と全国の凧仲間に提唱して始まったのですが、
翌年の平成25年からは「スマイルカイトアクション」というフレーズになり全国の凧仲間に3月11日に凧揚げを呼び掛けるように変わってきています。
私の連凧は3・11凧絆プロジェクトのままです。

平成24年に学童野球の小学生にダイヤ凧の尻尾に励ましのメッセージを書いてもらい、凧揚げの時間帯に雨が降ってきたので、急遽公民館を借りて館内で凧を走り揚げしてもらいました。
その時参加していた孫も今年は高校受験の年となり、歳月の流れを感じています。

今年の文字を貼ったビニールの裏から竹ヒゴのジョイントを使い2.4φの竹ヒゴを貼り付けていきます。
何年も同種の凧を作ってきたので、10枚のダイヤ凧は完成しました。

(ダイヤ凧組立)

(ダイヤ凧完成)

明日以降に前年作った連凧と繋ぐ予定です。


平成29年 凧・絆プロジェクト(1)

2017年03月06日 | 3・11 凧絆プロジェクト
平成29年3月6日 あの忌まわしい震災のあった3月11日が近づいてきました。
あれから6年になりますが被災地のニュースを見ていると復興している所と復興にはまだまだ時間がかかるところがあるように感じます。
被災された方々の気持ちは私には推し量ることしかできませんが、何とか気持ちだけでも寄り添っていければと思っています。


昨年の文字は輪島を舞台にした「希」でしたが、今年の文字は「望」としました。
皆に希望をもって明日に繋げて行ってほしい!そんな「望」を持って撰びました。

文字をプリントアウトし,裏面に5㎜幅の両面テープを貼り、丸い円に沿って切取ります。
凧の台紙となるビニールへ両面テープの剥離紙をはがし貼り付けていきます。



ダイヤ凧の骨組みとなる2.4Φの竹ひごを、竹ひごを接続する一文字ジョイントを準備し、今日の作業は終了です。