武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

我が家の食卓(ミートソース)

2009-06-13 22:31:56 | Weblog

スパゲティの手作りミートソースを煮込んでいる。
右にある大きいフライパンでは、ニンジン、玉ねぎ、セロリをみじん切りにしたものを炒めた。上になっているフライパンでは、ミンチ肉に焦げ目を入れるのに使った。ミンチ肉に小麦粉をかけて焼くということで、フムフムと納得しながら作っていた。4~5人分。

仕上げ近く。余ったセロリの葉が入っています。ハーブは、タイムとローリエ、あとなんだっけ?最近、この何だっけ?が増えている。その代わり、笑うことが多くなった。笑ってごまかせだ。

多量のみじん切りをするとき、いつも、フードプロセッサーを買おうと思うのだけれど、いざ買いに電化製品の前に行くと「買わずに我慢するかぁ」と思ってやめている。今までに、決意して電気屋へ10回は足を運んでいるのですが、絶対やめてしまう。今思うと、電気屋でのクーポンの現金が19000円も貯まっている。それなのに、フードプロセッサーを買わずに済ませている。お料理上手の方から凄く便利と意見をもらっているのにね。


フィットチーネのパスタに、出来上がったソースをかけて出来上がり。半分は、冷凍庫に。今日は・・・・・。の時に食べよう。トマトソースのレシピはたくさんあり迷うくらいだ。次は、ワインで煮込むという贅沢なレシピに挑戦してみよう。手作りのよさは、トマトの味がフレッシュに感じるのがいいかな。お試しあれ!!

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探している作品(作品26)

2009-06-12 22:46:05 | Weblog

夏、わっせわっせと描いたアクリル絵具の作品。
何を描いていると言われると困るが、好きな絵の一つ。
アメリカの現代美術作家に「ジャクソン・ポロック」という巨匠がいた。美術学生の頃、こういう絵、形らしきものはなく、絵具が叩きつけられている上に、ドリッピングという手法で絵具のしみがついているような絵を、展覧会や美術雑誌でよく目にした。ジャクソン・ポロックのそういう作品は、理解も出来なくて、たくさん似たようなのがあり「これは、色違いか?」としか思えなかったのですが、最近「いいなぁ」と目が止まるようになった。作品から、気品を感じるようになったのです。理解?理解はしていない。理解はしていないけれど、少し素晴らしさが判りかけたのに驚いた。現代美術は、理解しようという気持ちを捨てて見る方が発見があるような気がする。ついでにいうと、ジュリアン・シュナーベルの作品、皿をキャンバスに貼り付けて描いた絵なんかも、今、「いいなぁ」と思います。発表されてから随分時間が経ってからですが・・。
ヒロク二さんのこの作品、行方不明で、今さらになって探しています。家のどこかにあるはず!!



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せんべいの巻

2009-06-11 22:25:02 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2006年11月7日(火)掲載のえ

せんべいは、和室にたたみが似合う。

俳優の小沢昭一さんは、味覚は郷愁だといいます。子供の頃うまいと思ったものが、一生うまいと「せんべい」について語ります。何十年かたって、穴守でせんべいを食べたら、少年時代がブワーッとよみがえったのをきっかけに、全国あっちこっちせんべいをあさり歩いた。探す楽しみも奥が深いという。昔のまんまは、穴守稲荷のそばにある「横山せんべい」だけといいます。

実は、せんべいは、我が家では買わない。ヒロク二さんの歯の問題もあるけれど、わたし自身もお菓子を普段食べない人で、結婚した当初驚かれた。おかずとご飯さえあれば納得しているので、殺伐とした女性に映ったようだ。何故か砂糖のたっぷり入った、ケーキを焼いてくれというので、たくさんケーキを焼いたけど、様子を見ていると、甘いものを食べて、ご飯はちょっとしか食べないのだ。本来は、反対だと思うのです。砂糖を麻薬みたいな感覚で摂取しているので、「不健康だからやめましょう。」と言った。やめないので「頭が悪くなるからやめなさい。」となり、何年もかけて、その習慣をとり除いていった。今は、お腹が空けば、おかゆに梅干しを食べるようになり、時々食べる「甘物」が美味しくなった。ただ、ヒロク二さんは最近、客にも、おかゆをすすめるときがあり困ったことがある。デザイナーのTさん、すいませんでした。

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最新作 (作品25)

2009-06-09 21:51:17 | Weblog

A4ぐらいの大きさ「青のふる街」と名づけられた。
この作品は、今日出来上がったばかり。カットの仕事の合間に描いたらしい。カットの仕事を早くして下さいと言っているのに、つい描いてしまったらしい。自分が中心に世界は、回っている感覚があるヒロク二さんは、マイペースの達人。胃潰瘍で入院したときに、「ストレス」からと言われ「自他ともに我儘な俺がストレス!!」と驚いた人である。我儘なようだけど、気配りの人に変身する時があり、傍にいると90℃~180℃の変化を見せるので、さっきまで言ってたことは、嘘だったの?と思えるときがあり不自然なことがある。しかし、作品は嘘をつけない。いい気分だと、はじけた絵が出来上がるが、憂鬱であれば、濁った色が全面的にすぐ支配する。こんな単純な人なので、気分よく過ごしてもらわねばと心がけてるが、今日なんか、朝食のオニオンが厚いとか言われて、「あしたは、気をつけます」と、あやまってしまい、後から、「なんで謝るの?」と思って首をかしげた。ヒロク二さんに、内職仕事をしながらも「すませんねぇ~」と謝る。ヒロク二さんをほったらかして、かまってあげれなくてすいませんねぇ~」ということで・・・。


「こんにちは!骸骨」
新しい骸骨の絵。これから登場しそうな予感。
勝手なことを言えば、もっとキュートなガイコツをお願いしたい。
私の好みのイメージは、ラメの似合うガイコツだ。
ヒロク二さんは、入院中ガイコツの絵をたくさん描いて、縁起が悪いからやめなさいといわれていた。それも、黒いガイコツ。ヒロク二さんは、点滴していようが、廊下を行ったり来たり、あまり寝ないので、すっかり、わたしの昼ねのベッドにしてしまいました。わたし、常識人だったのに、この頃、時々変なこというみたいで、う~んと考え込む時あり。ダディ・ヒロク二さんに注意される事があるのです。

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納豆の巻

2009-06-07 16:36:06 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2006年10月31日(火)掲載のえ

ヒロク二さんも練って、練って絵を描いた。

女優の木の実ナナさんは、納豆を欠かしたことがない。熱いご飯に納豆、トーストには、パターとマスタード、そこに焼きのりと納豆。そして、食堂で発見した、カレーと納豆は「しあわせの味」といいます。お酒のつまみとしは、油揚げの中に納豆つめて焼くのもいけると納豆づくしと語ります。

「納豆」という知らせを受けると、ヒロク二さんはバタッと倒れてから、不死鳥の如く起き上がった。その姿を見て、「納豆をまず買ってこよう。なんとかなるって」とヒロク二さんの肩をポンと叩いた。この「なんとかなる」は魔法のような言葉で、見えない心のステッキだと思っている。実際に、過去を振り返ればなんとかしてきている。必死ということも手伝っているけれど・・・。ヒロク二さんも、納豆をまず練ってみようと、納豆を練って、練って、納得するまで練っているうちに、絵が描けたのである。

納豆が怖いわたし。
関西人のわたしは、納豆が怖い人だった。子供ころは、納豆が家にあるだけですぐわかるほど、恐怖の匂いだった。その頃は、納豆をみそ汁で洗って食べていた。今は食べれるようになったけれど、ねぎとからしをたっぷり入れて、醤油をたらし、納豆を動かさないようにして食べる。そぉーと。それを見ていた、ヒロク二さんは、「こうやってまぜるんだよ」と目の前で納豆をミキサーのように混ぜて見せてくれる。白いあぶくを見て、「キャー、ヤメテ」と叫んだ。なんで、ミキサーみたいに混ぜるのだ。ヒロク二さんは、せっかちで、階段を二段とばしで上がったりするが、降りるときにもすることがあり、「なんで」と思いながら、小走りについて行くわたしです。

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我が家の食卓(餃子)

2009-06-06 00:17:40 | Weblog

これから、焼きます。うまく焼けますように!!

餃子の中身は、豚ひき肉とブロッコリーの芯と、キャベツ、しいたけ、しょうが、にんにくを刻んだもの、胡麻油、塩、胡椒と小さじ1の醤油。それを、市販の皮で包みました。店で食べる餃子とは、また違う味。
となりにある味噌は、水とみりん、ラー油、醤油少々で溶いた味噌。これに、焼きあがった餃子につけていただきます。

皮から作ると、水餃子や蒸し餃子にバッチリです。
ヒロク二さんが、餃子の皮に具を包んでくれますが、食べる時に、「あ、これはヒロク二さんが包んだやつだ」と必ず食べている最中に言います。焼きあがった餃子の中で、ひときはまわりから浮いているギョーザがある。絵を描く手は、全く料理に向いていないらしい。手のことを、美術用語でいうと「マニエラ」といいますが、ヒロク二さんの手はいつも、マニエラなんだと感心した。我儘な手です。

このところ、忙しくたまに休んでしまいますが、まだまだ続けるのでよろしくお願いしますね。
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焼き鳥の巻

2009-06-03 22:02:44 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2006年10月3日(火)掲載のえ

ガード下の焼き鳥屋で、まず、ビールを一杯。

評論家の川本三郎さんは、普段の自分の生活圏とは違う下町をぶらっと訪ね、知り合いのいない居酒屋で一人で飲むのがいい。都会のよさは、匿名の個人になれること。一人でいる清々しさ。それを「清独」と名づけます。焼き鳥は、この「清独」に似合うと語ります。

初めて行く焼き鳥屋に入った時は、まず「つくね」を頼む。つくねの美味しい店なら、OKというわけです。ヒロク二さんと焼き鳥屋は、たまに行く。だけど、ヒロク二さんは、焼き鳥屋とか、居酒屋に行くと、店の人に仕事のじゃまなんじゃないかという程話かけるので、なんとなく気を使う。たぶん、一人でバーなんかに行っても、よくしゃべる「普通の人と違う人」として認識されてるのではと想像している。焼き鳥屋でのヒロク二さんは、ビールに皮とか、ヒップと脂っこいものが好き。わたしは、はさみにズリで日本酒を飲む。二人で、やっぱり絵の話をする。わたしは、そんな時間にいろいろ教えてもらっているんだろうね。そして、お酒で、ほろ酔いで帰宅する。だけど、ヒロク二さんは、また家でご飯を食べるのだ。これさえなければ、いい気分のままで眠りにつけるのに・・・。とご飯をよそい、あれこれ用意するのがいつもです。

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