人物が5人います。
街に組み込まれた人物像を見ると、
左上の濃いピンクの窓に、
その下には、剣道の防具をかぶっているかのような人。
中央には、目玉の飛び出た蛙のような顔なやつ。
その下は、プラスの目をしたピエロのような顔が見えます。
右端には、はかなげな姿に目の離れた顔やつ。
このような酷薄な顔をよく表現できるなぁと感心すると同時に、
こういう顔した人が、繁華街でチョロチョロしているのを思い出し、
街の絵なんだと納得しています。
また、色鉛筆の使い方が、
色分けされた積み木を積んでいるように見える描き方で、筆圧強く塗られています。
そのせいか、色がギュッと詰まったような印象で、ある種の重厚感がある作品。
ピンクがネオンに思え、カラフルな夜の街。
引越し先が決まりました。
探し始めに反して、街の近く。
今住んでいる所より、ずっと都会。
神戸市中央区に決まりました。
はじめは、ヒロクニさんは海に縁があるから、海の近くがいいかな?と思っていたのが・・・、です。
けっこう家は、数を見た方だと思う。
安くて広くて、海が見えてから、現実を知ることになる道のり。
安くて広くて、海が見えてには、家には問題がないが、家にたどり着く道に困難が多く、
それは、かなりな急勾配な坂道であったり、
家はすぐ見えるけれど、考えられない迂回の道と長い階段であったり、
バスがないとかの交通の便で無理なことが多かった。
中央区は家賃が高いと思い込んでいたが、「まあ、見てみましょ。」と、
ネットを見ると一軒だけ家があったのです。
写真を見て、なんというボロな家という具合でしたが、
立地が非常に良かったので、2人で見に行きました。
写真映りが悪い家だったのか、実際見てみると、“まし“だったのです。
(大抵は、写真より実物の方が悪いか、粗が見える。)
家を見ながら、部屋で制作しているヒロクニさんを思い絵がいて、
この度イメージを膨らませていると、
海の見える家のある一軒は、家の作りが重厚でしっかりしていて、傷1つなかった。
わたしは「住み心地はいいだろう。」と思ったが、
画鋲を打ち、あらゆる所に紙を貼る様子や、絵具が出されている様子を思い絵がいてみると、
家と家主が可哀想になった。
そういう意味では、現状引渡しのボロ家は、見ただけで馴染んだ分けです。
わたしとしては、「それにしてもボロい。床が沈むの気になる。」なのですが、
ヒロクニさんの年齢を思うと、坂もあまりなく、病院や買い物にも便利と思うといい。
良人にとっては、空気も子供の頃から馴染んだものだし、水を得た魚のように動くかもしれない。
すでに、ヒロクニさんは、土地勘があるので、散歩コースを考えているようでした。
私は、はじめて街の近くに住むので、ドキドキしています。
自転車で、神戸・三ノ宮に出れてしまう所に住むので、
都会に住むってどんな感じがするのか?
新しい体験の始まりを感じています。
今までは、三ノ宮などに出る時は、よそ行きの姿だったのが、
薄汚れた近所ルックで、街をウロウロして徘徊する自分の姿も浮かび、怖い。
宝塚では、ガーデニングに親しむようになったわたしの横で、
時々、花の絵を登場させていましたが、
また、街の絵が復活するのかも知れないとも思いました。
今日の絵は、旧作の街の絵を紹介したのは、そんな理由もあって取り上げました。
引越しの最中、私達は、また夫婦喧嘩するのだろうと予測しています。
多分、荷造りはわたしがほとんどすることになるのだろう。
そういう予感も。
「口ばかり動かしてないで、早く荷物詰めんかい!(関西弁)」と怒鳴ってしまう自分の姿も浮かび、
引越しの日が怖い。
ザ・ヤクザの口調が、慎めますように!
考えもしなかった所に住むことになり、
こういうことは「何かのサプライズ!」と思っています。
ヒロクニさんは、ちょっと嬉しそう。
↑庭では、ジャーマンアイリスが咲き始めました。
朝の日を浴びている写真。
↑こちらは、種を継いで育てているビオラ。
黄色と茶色のコントラストで、この斑の入り方がヨーロッパの中世、16世紀の刺繡でよくあしらわれています。
そんな思いから、クラッシクな感じがするビオラという思い込みで、愛でています。
↓そのビオラの図案
右下が、そのビオラの図案。
この図案で刺繡をしてみると、なかなか華やかでした。
金銀の糸も使って。
そういうイメージがあって、種を継いでいます。
↑庭の一部ですが、左の尖った葉がジャーマンアイリスの葉。
茎が横から斜めに伸びているせいか、花が空中に浮いているみたいに見えています。
左に野生の宿根すみれの株が大きくなり、右のタンポポも花を付けた後、葉が大きく茂り、
植えたものと自然に自生したものが混ざり、こんな感じに。
黒いポットには、どうしようか?と思ったままのルピナスの苗。
↑大きくなってきたルピナスの苗。
次の家は庭がないので、このルピナスだけ持っていくつもり。
ビオラは、もう種の採取をはじめていて、種を持っていきます。
↑最後は、今の食卓の花。
黄色いビオラでまとめてみました。
茶色のクラッシクビオラと合わせると、古風な感じになると思いません?
ハニーな感じで、ミツバチの刺繡をしたミニマットと合わせるといいかも?と思ったり。
引越しあれこれ。
無事に引越しが終わりますように。
それが終わらない限り、新しい気分にはなれそうもない。
けっこう疲れる日もあったりして、
このところブログの更新は一週間後と決めていたのですが、
時々遅れています。
引越し屋さんと引越しの見積もりの話をするの疲れます。
とりあえず3社に聞いています。
我家は、生活に関係ない絵とか画材で一杯で普通の人の家にない荷物で一杯なんです。
もう、事務所移転に近い。
最後までお読み頂いた方、こんなふうですが今後ともよろしくお願いします。
きっと庭の写真が街の写真に変わるでしょう。
JRより南側ではないでしょうね。南側は津波到達地域が多いです、故に家賃が安い。
私も以前は津波到達地域に住んでいたので引越しました。最初は宝塚沿線がいいと言いましたが家人が遠いと反対。中央区の山手幹線周辺、街並みが好きな摂津本山と岡本の辺りとか悩みましたが、予算の都合で「神戸のリゾート地域?」に引越ししました。三宮周辺に住んでいたら家人の「グルメ病」が発症するかもしれないので(笑 離れていたら偶にで済む。
またまた、知らなかったことをお教え下さりありがとうございます。今度の住まいは、JRより南だと思います。JRよりではありますが。まあ、津波があったとしたら、その時はその時ですね。選択肢があまりなかったので。その時は、変に生き残らず、死んだほうがいいかもしれません。
摂津本山、岡本は人気のエリアですよね。そのせいか昔から家賃が高めな所。家を探しながら、予算の都合というハードルがなければ、快適度が高いところにいけるのに・・・、よく思いました。奥様は、美味しいもの好きなグルメ?二人で一緒にご飯を食べに行く時は、おまかせ出来ますね。いいじゃないですか!(笑)三ノ宮に近くなっても、私達は、絵具代が第一なのでほぼ外食しないのです。私は、おさんどんで忙しい日々。奥様にとって、たまのグルメは、女性にとって嬉しいこと。時々、行くのを提案してあげて下さい。
住む場所あれこれ。興味深く読みました。
宝塚市に現在住んでいるので、宝塚沿線をいいと思った理由が気になりました。武内は、「宝塚、この腐ったこの町!風ばっかり吹いて。」とばかり言うので。
フッと来る、コメント。いい感じです。
ありがとうございました。
いさぎ良いのですね。でも、津波到達時間は2時間近くあるので安全地帯まで十分避難できます。起これば、三宮の何処かのビルに避難して眼下の津波の様子を不安げに見る事になるでしょう。一瞬なら仕方ないですが、2時間もじっと死を待つ人などいない。
>>いいじゃないですか!(笑)三ノ宮に近くなっても、
女子会とか言って友達と旨い物を食べ歩くだけだと思いますよ。スペイン・バルやイタリアーノの店も多いし、車だと酒呑めないけど三宮に住んでいたら関係ないし呑み放題。家人は水割りなんて甘いことしない、ロックでガンガン呑むほど酒が強い。
>>宝塚沿線をいいと思った理由が気になりました。
宝塚は歌劇があるせいか街並みがヨーロッパ風になっていて驚きました。宝塚自体でなく逆瀬川、売布、清荒神辺りがイメージで何となく好いかなと思ったぐらいなんですが。
潔いと受け取ってくれていますが、そうでもない・・・。津波で武内も絵も流されてしまったらという想像をして、そうなれば立ち直れないかもしれないと思ってしまったので。でも、2時間あるという事を教えて下さりありがとうございます。そういうことも全く知らなかったのでした。
グルメは、一緒に楽しむものと思いこんでいました。女子会ですか。女性だけが楽しいの世界ですね。お酒も強ければ、けっこうな散財の額になりそうだ。三ノ宮に近いと・・・の理由、よくわかりました。
宝塚は確かに洋風なんです。古い洋館もあります。「スミレの町」と言われるぐらい、道端にもスミレが群生しているところが、いたる所に。今津線と宝塚線では、雰囲気が変わります。今津線、逆瀬川~宝塚の間が、便利である店もおしゃれなものがあります。宝塚線、清荒神~売布は、山深くなる感じになります。宝塚歌劇の影響で華やかな乙女趣味がありますが、元々古びた温泉街だったこともあって、田舎っぽいところもあります。ただ、気骨のある人物というのは、生まれ難いところだと感じています。ポ~としたお人よしが多い。そのせいか、暮らし易いともいえます。お薦めは、逆瀬川~宝塚南口駅周辺。
意外な話題に転換していくの好きです。
言葉というのも補足していかないと、ニュアンスが伝わりにくい、とらえにくいものだと思いました。
また、時折コメントよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ちょっととぼけたおじさんのようなぽーっとした表情で、「こういう人街にたくさん歩いているな」と、くすっと笑ってしまいます。
引っ越し先が決まったとのこと、おめでとうございます。そして、お疲れさまでした。引っ越しが完了するまではまだまだ大変ですが、とりあえず第一関門突破!ということで、おめでとうと言わせてください。
街の近くは散歩が楽しみ、そのとおりだと思います。今とは少し違う生活になるかもしれませんが、新しい発見や楽しみがたくさんあると思います。
「多分、荷造りは~」を読んで、あぁやっぱり……と思うと同時に苦笑いをしてしまいました。応援しかできないですが、応援しています!
さほりんのモネのようなお庭ももうすぐ見納めかと思うと、センチメンタルな気持ちになります。画像を見て「きれいだな」と思っている自分のその気持ちをかみしめたくて、画像を何度も見て反芻しています。
茶色のクラシックビオラと黄色いビオラ、茶色のバランスと配置がとてもすてきです。
ビオラの図案、こんな複雑な図案を刺繍に!と驚きました。つるに鳥が止まっていて、かわいらしいです。
ブログの更新もご無理なさらずにと思います。引っ越しは本当に大変ですから。そして「事務所移転」に近いのに、それをさほりんがほぼ一人でやり遂げなければいけない現実。考えるとくらくらします。
怒鳴ってしまっても良いと思います。適度にガス抜きしながら、ご無理せずにと願います。
「ちょっととぼけたおじさんのようなぽーとした表情」とあり、“おじさん“というところで笑いました。確かに、こういうおじさん“たくさん“います。ピンクの窓の人が興味深いとあり、見直しました。その表情をながめていると、やはり笑ってしまいました。この絵、笑いをさそう絵なんだと思うと、また可笑しくなってきました。
そう、引っ越し先が決まってホッとしています。こういうことって、いきなり決まるのですね。「ここなら・・。」という感じで。街にはヒロクニさんは、知り合い&友人が多いので、淋しがりが緩和されるかも知れません。荷作り・・、途中でほったらかしにすると思うよ。以前もそうだったから。今回は用心して、前日に引っ越し屋さんに梱包の手伝いにきてもらうことになっています。もう、事前に手をうっているので、なんとかなるでしょ。少しは、私も賢くなったかも。
庭は、ほんとうに寂しい。外に出て、「ああ、きれい!」と思ったり、収穫の楽しみとか、思いつきで、創意工夫してみたりと素朴な喜びはとてもいいもの。私も少々センチメンタルになります。「きれいだな。」「美しいな。」と思うことは、心の栄養なのだと思いました。やっぱり、寂しいな。
このビオラの図案は、エリザベス女王のドレスの刺繡の柄の一部。この図案から当時と同じように再現している人が海外で多くて、私もミニサイズやってみました。鳥の他に、蝶とか、その芋虫も刺繡されていて、ユニークだなと。古いタイプの図案が好きで気に入ることが多い私です。
怒鳴っていいと言われたから、「怒鳴るぞー!」と思ったとたん、力が抜けました。(笑)もしかしたら、「喧嘩してはいけない。」と自分にブレーキをかけている方が、確実に怒鳴りそうです。ともりんにお許しのお墨付きをもらったので、ここぞという時は、いってやろうと思うと、なんか気抜けしちゃった。(笑)当日は、どうなんでしょうね。
なごやかさを私に与えてくれて、ありがとうね。
今、ニヤニヤと笑っています。
ありきたりのねぎらいの言葉でなく、いい意見をありがとう!心がなごんで、気持ちが軽くなりました。「怒鳴ってみるわ!」(笑)
ともりん、好きです。
今日も、貴重なコメントありがとうございます。