暑い夏の間に出来た作品。
この絵を見ていても、暑さでうだっているような感じがします。
この絵は、クーラーを入れてない時に描かれた作品なのです。
今年は、いつもの夏と違い、我家も午後ぐらいからクーラーをガンガン入れています。
いつも、「クーラーは嫌いだ。」と豪語するヒロクニさんの横にいるので、
毎年、我慢大会であった。
近所からクーラーを入れている音を聞きながら、「すぐクーラーを付けるひ弱な人種」と言い、
「俺は違うんだ」というノリでいたヒロクニさんであります。
異変が起こったのは、朝起きて「さほり、気分が悪い。」と訴えたことから始まる。
毎年、夏の中ごろ2人とも、気分が悪くなることは度々あった。
「たぶん熱中症じゃない?」
「クーラーを入れたらすぐ直ると思うよ」と、言った。
即座にクーラーを入れ、ポカリスエットを飲むよう促した。
そうすると、顔がどす黒くなっていたのが、正常にもどり普通になっている。
それでも、クーラーに嫌悪感があるのか、普通になったとたん「切れ。」という。
しばらくしたら、またどす黒い顔に・・・・。
「もー、あなたクーラーを入れたら、顔が正常になって雄弁になっているじゃない、いーかげん気づいたら?」
「クーラー入れたら、話の内容もワクワクしてるよ。」
「前より、もう年齢なんだから、素直になったら。」と言った。
「年齢」という言葉が非常に、キーポイントだったらしく、
「俺も若くはないんだ。以前より耐えられなくなっているんだ、そうか・・・。」と非常に納得したのでした。
「俺も老人なんだ。」と思ったようである。
79歳にもなってるのに、自分の変化に気づかないヒロクニさんです。
(だけど、普通の老人より元気で、よく動く奴だな・・、と思っている)
前より、私を手足のように使うようになっているのに気が付いてない。
すぐ近くにあるものでも「取って」とか、「あれ持ってきて」とか、自分は動かないで
私を使うことも凄く増えているのです。
私はバタバタとヒロクニさんの周りをチョロチョロと廻る。
でも、ヒロクニさんも小さい動きをするのに、以前よりしんどいのだろうと思っているので、
ハイハイと素直に聞いています。
その変化は、しょうがないこととして受け入れているのです。
そんな事があって、ヒロクニさんは、クーラーを付けて夏を過ごすということを受け入れた。
横にいる私は、ヒロクニさんと違って、暑い所生まれのDNAではないので、
人並みの生活が出来るようになって、ほっと一息なのでした。
クーラーを入れてるのに、半裸、パンツ一枚で過ごしていて、変な奴と思っています。
今度は、寒くないのかなぁ?
「ひまわりをたくさん植えろ!」とヒロクニがリクエストしたひまわりの咲き始めです。
今は、ひまわりの中心が大きくなって種を付け始めていて、どのひまわりも重みで、
首が下へたれてしまいました。
鑑賞する時間が短かったので、残念です。
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