しあわせ食堂 | |
武内 ヒロクニ,毎日新聞夕刊編集部 | |
光人社 |
昨年、出版された本「しあわせ食堂」を久しぶりに読む。
どれも、ヒロクニさんが絵を描くたびに読んで、熟読していたと思っていたが、再び読むと感心する箇所が出てきた。絵の下に付けたミニコラムは、やたら「です」で終わっていてる。時には、意地悪だったり、時にかばっている。あとがきを読むと、連載が始まった頃の事に触れられていて、その頃の事を思い出すと、がんばりも力尽き、途方にくれていた自分を思い出す。しかし、夜明け前が1番暗いという言葉があるように、連載が始まってから一生懸命に転じ、気持ちを取り直した。しあわせ食堂の食べ物の思い出を読み直し、わたしも元気をつけていったと思う。そうして、まとめられた本はわたしの宝物です。
http://www.hirokuni.com/こちらは、武内ヒロクニのホームページ。
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(さて、本命のような余談)
今日、昼寝をして夢をみた。
起きると、6畳ひとまの部屋で寝ていて(夢の中で)良くみると大きな家にいるようで、間取りが現実と違う。ある部屋はアンティークの家具のようなもので埋め尽くされている。柱があり、原住民が作ったような編んだ袋が鉄の大きな釘のように見える物で、打ち付けられている。その袋の中を見てみると、鳥のミイラのようなものが入っており、羽の部分は色とりどりの石が埋め込まれていて、エジプト時代の化石のよう。その鳥を見ていると、それを狙っている動物、一つ目の恐竜がこちらに近づいてくる。身の危険を感じたわたしは、その袋を放り上げ一時の身の安全を守る。恐竜があっちへ行ったと思いホッとしていると、ヒロクニさんはアンティークの家具の中で、魔女のような女とある契約を結ばされたらしく、自由を奪われる。お河童頭の赤い口紅をしたオシャレな魔女は、大きく高笑いをし、ヒロクニさんは怒りをあらわにし、ワナワナと激怒している。その様子を見たわたしは、その呪いを解くには、ある写真が必要で、それを探してきて魔女に渡さなければならない。そのある写真の事は、ヒロクニさんがわたしにシークレットな事として教えを受けている。黄色い袋を見つけて、1.5cm×1cmの大きさの写真がチェック対象だ。その写真には真実が写っているわけではなく、それを見透かして真実の写真を見つけるのだ。必死になって探し、魔女に持っていこうとすると、魔女は死神に変わっており、ヒロクニさんと対話している。その写真を持っていくと、死神は「チッ、ナンデイ、ワカリヤガッタ、ツマンネイ」と言って去っていった。
起きるとなんか疲れていた。夢の中では、次々やって来る問題をクリアするのに忙しく、死神が去って行った時に目が覚めた。こんなリアルに覚えている夢を見たのは久しぶり。王子様がお姫様を助ける話ならわかるけど、ヒロクニさんを必死に助ける話の夢を見るってどういうこと?夢の話だけど、心理的には現実のようで怖かった。
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