武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

Works・色鉛筆作品紹介585 と 先祖帰りしたビオラの様子

2021-01-21 09:24:18 | Weblog

「この絵のタイトルは、なに?」と聞いたら、

「Worksでいい。」と。

「いや、もっといいタイトルがあるハズだから、思いついた言う。」ということになっています。

この絵も下書きなしに描かれています。

ヒロクニさんは、筆圧が強いので、線を引くと消しゴムで消しても、必ず紙に線の痕が残ります。

その痕があまり見られないということは、一気に描いた絵になります。

形も楽しいが、形のせめぎあいの具合もここちよく、この絵のリズムがなんともいえない。

この形の中に、猫ちゃんもいるそうだが、どれだかわからないのであった。

ヒロクニさんに「私、この絵を見ていると、くつろぐわ。」と言うと、

「そうであるなら嬉しいね。」と言われました。

 

この絵だけではないのですが、ヒロクニさんの絵って「感覚タイプ」の人の絵だと、

よく思うことがあります。

時々で、理論が吹っ飛んでしまう人のことでしょうか?

日常生活でそれをやられると困りますが、絵の中でそうなるのはとても良い事に思えます。

感覚が先行するというか・・・・・。

なんでもメチャクチャがいいのか?という分けではなく、

その感覚というのは、当人なりの蓄積、感覚と呼ばれるものの蓄積があって、

スポンジが水(感覚)を吸収しているような状態。

何かの拍子に、それが唐突に出てくる。

そして、瞬間があるのだと思う。

その感覚が、出てくる瞬間を逃さないことが出来る人が感覚タイプだと。

夕食を終えたあとの会話で、絵を見ながら、ヒロクニさんは、

「知性を超えたものがいいわけで、

知性というのは、前後左右をみながらのものでしかないだろう。」と。

いきなり知性を否定していました。

この一言は、感覚タイプの重要な一面に通じるものがあると思う。

ヒロクニさんの場合は、そのベースになっているのは、普段のメモや毎日の絵を描く行為だと思います。

ヒロクニさんの机に向かう姿は、執念深いというか、粘り強い。

↑こちらは、上記の絵のあと、貼られているメモ。

メモのわりには大きい。

顔のようなものの下に並んでいる黒い形、線が、私にはたまらない。

こういうものが隣の部屋(アトリエ)には、山積み。

 

それと平行して、マッサージの時間が増えています。

「さほり、やって。」て、言って、すでに寝てらっしゃるの。

それでもって、「ここをしたら最後だから。」と言う。

その「ここをしたら最後だから。」のセリフが何回も続く。

私は、「ここをしたら最後って言ってたのに、延々伸びてるぅ!

嘘つきか・・。最後だからって言うから、どれだけ最後を期待してやっていると思ってるの!」と、言う。

「ああ、これで終わりだと期待しているのよぉ。」とも。

私も忍耐強くって、マッサージを45分ぐらいしてから、期待を持たせられるとイライラするのです。

しかし、84歳になっても、腕にお灸もせず、整体とかにも行かず、

まだ、腱鞘炎にもならず、腰痛もなく、やっているのでありがたいのかもしれない。

当人曰く、「若い時、野球をやって身体を鍛えていたのが良かったんだよ。」と言うが、

そんな中学生の頃のことが、今にまで効果が続いているとは、思えない。

子供の頃は、野球選手になるのが夢だったそうで、

中学時代は、放課後になってから野球をするのに学校行っていたという、不登校者。

精神も病んでないし、身体も健康なのに、登校するのに何の支障もないのに、

「席はあるが、見たことがない生徒」として、有名だったらしい。(同級生談)

昔は、不登校という言葉がないので、「ズル休み」を延々していた人なんでしょうね。

登校しないことに対して、まったく不安を感じない精神が凄い。

当たり前なのです。自然体なんでしょうね。

その代わりに、人の出会いがあるようで、そこで成長していっているみたいなんです。

面白いなぁ~と思いながら、横にいます。

 

話が、感覚の人からずれてきたので、話を戻します。

感覚タイプの人の特徴は、おしゃれな人が多く、

話が分かりにくい人という傾向があるらしく、

それは、ヒロクニさんそのものなんです。

話は、聞いていると船酔いをしているような気分になるし、分かりにくい上に長い。

だから、私はゆっくり話を聞くときは、眼の前で、奈良の大仏のように寝そべって、

「この体勢ならいくらでも聞くわよ~ん。Come on! カモ~ン!」と心の中で思い、手でジェスチャーする。

「何でも言ってよ~。」状態を作ります。

心の準備が出来てない時は、座っている身体がユラユラしてきて、

ヒロクニさんの顔のある反対方向のカレンダーを見つめてしまう。

カレンダーを眺めていると、何故か心が落ち着くのでした。

それでも、話続けるヒロクニさん。

話の用語が難しく、「バカにでもわかるように説明して!!」と、言うこともある。

(話の内容が分かるときは、聞いています。)

おしゃれという特徴は、定評がある。

服とかも貰いものが多く、たまにしか買わないのですが、小物をうまく使う。

冬は、マフラーの多いこと。いろんな色を持っていて服装にあわせてしています。

帽子は、外出の時には必ず被る。

(家では、股引姿で、穴の空いた綿のシャツが定番になりますが・・・。)

そして、もう1つの「感覚タイプ」の最大の特徴があります。

あと、自由を重んじる性向。

これも、先ほどの不登校のことで実証済み。

究極のマイペース。

私は、違うと思うのですが、私も話が分かりにくいことがあるらしく、

ちょっとだけ感覚タイプみたいな要素があるらしい。

自分を知るというのは、難しいようで、人のことの方がよくわかるというのも皮肉なことです。

私が知っている自分のことをあげるとしたら、

強情であること。

好き嫌いがはっきりしていること。

面白いと感じたことに関しては、しつこく探究する。

時々、悪趣味な冗談を連発すること。悪いかも?と思ってもしつこく、言うこと。

(過去に「鼻くそ食べたことがありますか?という質問をやたらしていたことがあります。

 ヒロクニさんから、「いいかげんにしなさい!」と言われたことあり)

まじめ。

時々、興奮しやすい。

自分の特徴を思いつくのはこれくらいでしょうか?

あなたは、ヒロクニさんタイプ?

あなたは、私に似ているタイプ?

しかし、自分のことは、分かりにくいものですね。

 

庭のビオラ達を紹介します。

咲き始めです。

↑地植えしたもの。これは、昨年植えた「食べれるスミレ」の種を採取して育てたもの。

小さいですが、花を付けています。

↑こちらは、濃い赤茶色と黄色の花のビオラの種を採取し、育てたもの。

2種類のビオラに分かれてしまいました。

↑後ろのビオラをアップで撮ったもの。

元の花は、紫色はまったくしていなくて、濃い赤色の花が元の花なのですが、

紫色が出てきています。

花屋さんに教えてもらったのですが、掛け合わせて作った花は、

最所は、その両親の遺伝子が出てきて、その次は、祖父母の遺伝子が出てくるそうで、

掛け合わせたものが順番に出てくるのだそう。

先祖帰りをしていくそうです。

このビオラの元は、フリルが入ったパンジーのようなビオラで、赤を主体に色身が混ざったものだった。

次に黄色と茶色のビオラと赤茶と黄色のビオラに分かれたのです。

私は、黄色と茶色が少しかかる花色のビオラが、クラッシックで好きになっていたのですが、

今年は、紫色を多く見ることになりそうです。

あのクラッシックな古典的な雰囲気が好きで、モノねだりしていたので、ちょっとがっかりしています。

それでも、このビオラの種を採取して、次の祖祖父母の代のビオラを見てみようかな?と思っている。

しかし、残念。無念。

↑こちらは、白色に紫の縁があったビオラの種から。

紫色の部分が多く出て、やはり元の花と違う。

↑こちらは、部屋に入れて楽しむムスカリ。

やっはり、花が咲くのは3月頃になるかな?と思い眺めています。

春が待ちどうしい。

 

そんな冬の日の我家の夕食。

↑具沢山のみそ汁。

大根とにんじんを茹でたものを豚肉で巻いたもの。

棒だらの甘辛煮の身をほぐした押し寿司。

かつおのたたき。それに、たまねぎのスライスとねぎの野菜を添えて。

あと、つけもの。(蓋付きの入れ物に入っています。)

↑この押し寿司は、ご飯の間に昆布の佃煮が挟んであって、

上に棒だらのほぐし身とでんぶ、錦糸卵、さやいんげんの塩茹でを刻んだもので作ってあります。

押し寿司の道具を買ったので、挑戦しています。

具材さえ揃えば、おにぎりより簡単みたい。

一気にできあがるところが気に入っています。

味は、普通でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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