武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

裸婦(色鉛筆・作品紹介133)

2013-09-11 14:46:13 | Weblog

裸婦像。
色鉛筆の作品。

この絵は、画像より小さくて10.5cm×7.5cmと小さな作品です。
ヒロクニさんらしい作品です。ヒロクニさんの絵のスタイルとしては、
新作なのに、作風が15年前のような、プリミティーブさが強く出ていると思います。

この絵には、可愛げを感じます。憎めない奴とでも言おう。

「憎めない奴」とは、憎たらしいのに憎めない奴。すなわち、良人のことだ。
時に行動が常軌を逸していて、腹ただしいことがあるのですが、
可愛げがあるから許されてしまうという人・・・武内ヒロクニ。

ギャラリー島田のオーナーの島田誠氏も、ヒロクニさんのことを「忍耐のトレーナー」と言うくらいです。

最近の驚き行動が2つあります。

家の近くに「Fata」というイタリアンブティック&カフェがありまして、
7周年記念にお招き頂いたのですが、ヒロクニさんが、いつも話すご夫婦が欠席されて
いたのですね。話の合いそうな人いなくて、あまり話かけてくれる人もいなくて、
わたしとヒロクニさんは、差し向かいでワインを飲んでいたのですが、
フッとヒロクニさんをみると、

バカボンのパパのように、鼻に煙草をさしてじっとしているのだ。誰も注目しないで、話に夢中で、かまってくれないから、こんな事をしてまで人目を引こうというのが・・・、こ・わ・い。

それを見たわたしは、笑うどころか、顔がひきつって「何してるの?」と言ったら、
煙草を鼻から取った。

しばらくして、ヒロクニさんが席を立っていたので、何所にいったのだろうと思って、見回すと・・・。

今度は、ブラウスを試着していた。女性物のブラウスだ。首の所にフリルがいっぱいあって、袖にもフリルがたっぷり取っていあるブラウスを76歳のヒロクニさんが着ているのだ。
ミック・ジャガーもイギリスの週刊紙で白いフリルいっぱいのブラウスを着ている姿の写真を見た人の反応は、「もう何も言うまい」。と開いた口がふさがらないという記事がいっぱいあった。わたしは、ミックのファンだ。しかし、色気の抜けたミックには、もうフリルはダメだ。無理はいけない等とその写真を見て思ったことを思いだし、目の前の光景は悪夢だった。

宝塚のブティックで、紺と白のストライプ生地に、フリルヒラヒラのブラウス姿の異様なこと!!
ブティックのオーナーも「おかしい、変」。と言い、
わたしも「フリルがあっても、男性向けのシャツでないと、
体型があわないんじゃない?」と言った。

でも、堂々と着て鏡の前で、クルと見ている姿は、こ・わ・かっ・た。

やはり、かまって欲しいのね・・・、と納得した。
することが、普通じゃない!!
でも、いじらしくもあり、憎めないのです。
コミカルな武内ヒロクニさんを、よろしくお願いします!


玄関にタマスダレという花が咲いています。
この季節、あちらこちらでよく見かける花です。


玄関の道の横にたくさん咲きます。
この道に、猫のキタハマやジルが、ちょちょこ歩きます。
そうすると、なんか楽しいのでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする