武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

きつねうどんの巻

2009-09-06 15:46:40 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2006年6月13日(火)

丼からはみ出るような大きな揚げのきつねうどん。大阪の雑多な人情てんこ盛りの街角で食べるきつねうどんは、あっさりつるつる普段の味。

作家の梁石日(やん・そぎる)さんは大阪生まれの大阪育ち。大阪は長屋があれば、その一角にたいていうどん屋がある。戦争が終わって、闇市となった鶴橋に近い長屋に移り住んだ。もちろんうどん屋があった。父がかまぼこ工場をはじめた、かまぼこを2、3個くすねてはうどん屋に食べに行った。シンから好きなうどんをつるつる食べるのは幸せだったと語ります。それに、物々交換の成立が成り立った時代が面白いですね。

この度は、簡単に作りました。
うどん玉を買ってきて、ヒガシマル醤油のうどんスープの素でつゆを作り、揚げは甘辛く煮込み、ねぎは出来るだけ細かく切った。もちろんかまぼこも薄く。イメージは立ち食いうどん。それを再現するべく作ってみた。ヒロク二さんは、ハシでうどんの麺をゆらゆら揺らしたり、持ち上げたりと観察していた。よく絵を見るとうどんの曲り方がうまく描けてると思う。うどんの弾力のある様子が。右の画面が闇になっているのは、人間の二面性を表現しているらしいです。

このヒガシマル醤油のうどんスープの素は、関西限定と関東限定の二種類が売られている。我が家は、関西なので知らず知らずのうちに関西限定の商品を購入することになる。このスープの素は結構いけるのだけれどしょっちゅう使うと飽きが来るのです。塩分も気になる。そこで、かつお節で取った出汁にみりんと醤油、塩をいれて手作りの出汁とうどんスープの素で1:1で合わせると自然な味に近くなる。いつもこうしています。


コメント
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