武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

(トナカイの)ステーキの巻

2009-08-25 14:31:37 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年5月15日(火)掲載のえ

オーロラ色に輝く、トナカイのステーキはどんな味?

登山家で医師の今井通子さんは、2004年末にオーロラを見にスウェーデンのアビスコ国立公園に行った。午前11時ごろに東の空が明るくなって、それが空全体に広がって「あ、太陽が出た」と思ったら金色の空がそのまま夕焼けに。2日目の夕食は、厚さ5㌢で手のひら大のステーキに大感激。「こんな美味しいビーフステーキ食べた事ない」と。2007年南極行ったら、感激のビーフステーキに遭遇した。そこで何の肉か聞いたら、トナカイの肉だったと分かり大騒ぎしたと語ります。

トナカイのステーキに挑戦!
トナカイの肉は、購入不可能と分かり、牛肉で代用することにした。5㌢厚のステーキで手のひら大の大きさの肉を買いに肉屋さんへ。この肉はモチーフ用で、アトリエでカピカピになるのを考えると、まともな牛肉を買うのはどうだろうか?と疑問に思い始めたのです。
 肉屋のご主人に、こうこうかくかくしかじかと説明して「食べれなくていいので、安い牛肉を5㌢厚の手のひら大のステーキにして欲しい」と述べた。肉屋に食べれない肉を売ってくれと言うのが失礼な注文だ。だけど、そんな肉が出てきたのです。肉屋のご主人が言うには、筋が多くて硬いところとだからと説明してくれた。800円ぐらいだったと思う。
下の写真は、牛肉をソテーして、にんじんをリボンみたいにむき、ハーブのソースということだったので、我が家で作ったバジルソースと粒マスタードのソースを添えた。にんじんをリボンのようにむくのは難しく、ほとんど失敗で3つがやっと飾れる状態です。


ヒロク二さんは、雑誌から切り抜いた絵とステーキを組み合わせていて、イメージを作っていく。


さらに、フォークで肉を刺したりしてみる。
それから、アトリエに持って行った。

事件!!
ちょっとヒロク二さんが、休憩したらお皿にのっていた「ステーキ」が無い!見たら真っ白い皿がある。たぶん、キタハマ(猫)だろうと思い部屋の隅を探した。だけど見つからない。わたし達が肉を捜している横で、一緒に探しているつもりなのかはしゃいでいる。キタハマを捕まえ「白状しろ」と首を絞めるまねをしても言わない。探すのをやめ夕食の準備。そして洗濯を取り入れようとしたら、肉が見つかった。別の部屋まで持って行っていたのだ。その肉は、かなり噛んだあとがあるが、姿形はそのまま。やはり、食べれない肉なのである。

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トンカツの巻

2009-08-25 12:31:55 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年6月10日(火)掲載のえ

残った一切れのトンカツを大事に食べよう!!

俳優の小野ヤスシさんは、トンカツを学生時代に好きになり、あこがれの食べ物になったと言います。東京に出てきてからは、大好きなトンカツをいつでも食べれるようになりたいと下積み時代をすごし、30代でその願いはかない15日連続でトンカツを食べたと言います。必ず、ご飯とトンカツが一緒でなければと語ります。

トンカツは家でも作りますが、ごく一般的な形がいいと思いよく買いに行くお肉屋さんでトンカツを買いました。このお店では、注文してから衣をつけてくれるのでとても気に入っている。熱々のトンカツを、迅速に持って帰りすぐ袋から出してお皿に移す。そうすると衣が湯気を吸わなくて、パン粉がカラッとしている。今回はそのトンカツを描いていただきました。ヒロク二さんもトンカツが好き。食事の食べ方として、好きなものは最初に食べるという人と、後で食べるという人の二手に分かれると思うのですが、ヒロク二さんは完全に後者の人。わたしは、「熱いものは熱いうちに食べないと。」と急かすのですが、いつも肉なんか残してあるのを見ると美味しいものを最後にというタイプであるのが、結婚して15年ぐらいで解かった。わたしは、お腹が空いた時においしいものを食べると、いっそう美味しく感じるのではというタイプ。電車の席を座るときに、端に座るか?真ん中に座るか?という質問にも似ていると思う。わたしは、昔は端というか隅っこが好きだったのに、最近は真ん中に座る方が落ち着くと変化しました。カウンターのお店は、端っこが好きです。ヒロク二さんはカウンターのある店では、中央に行く。そして昔店(ロック喫茶)をやっていたせいか、グラスをきちっと片付け易いように空のコップをよせたり、テーブルを拭く癖があっていつもお店の人に「置いといて下さい。」と言われている。
皆さんはどちらのタイプ??

「我が家のトンカツ」
我が家のトンカツは、トンカツ用の肉を、ビンの後ろでたたくのがポイントです。肉の繊維を切るためにします。少し肉が伸びて大きくなる。(肉たたきの道具があればとても便利。)肉がやわらかくなるので硬い肉も美味しくなります。ただ、肉をたたくのにちょっと根気がいります。ビンが割れるほど乱暴はしないでくださいね。「美味しくな~れ。」と気持ちを込めてします。
あとは、肉に軽く塩、胡椒して、小麦粉をつけ、溶き卵につけ、パン粉をつけて、油で揚げます。たたいて薄く伸ばしてフライにしても、ハムカツのような感じになって、これも結構いけます。
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