毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年5月15日(火)掲載のえ
オーロラ色に輝く、トナカイのステーキはどんな味?
登山家で医師の今井通子さんは、2004年末にオーロラを見にスウェーデンのアビスコ国立公園に行った。午前11時ごろに東の空が明るくなって、それが空全体に広がって「あ、太陽が出た」と思ったら金色の空がそのまま夕焼けに。2日目の夕食は、厚さ5㌢で手のひら大のステーキに大感激。「こんな美味しいビーフステーキ食べた事ない」と。2007年南極行ったら、感激のビーフステーキに遭遇した。そこで何の肉か聞いたら、トナカイの肉だったと分かり大騒ぎしたと語ります。
トナカイのステーキに挑戦!
トナカイの肉は、購入不可能と分かり、牛肉で代用することにした。5㌢厚のステーキで手のひら大の大きさの肉を買いに肉屋さんへ。この肉はモチーフ用で、アトリエでカピカピになるのを考えると、まともな牛肉を買うのはどうだろうか?と疑問に思い始めたのです。
肉屋のご主人に、こうこうかくかくしかじかと説明して「食べれなくていいので、安い牛肉を5㌢厚の手のひら大のステーキにして欲しい」と述べた。肉屋に食べれない肉を売ってくれと言うのが失礼な注文だ。だけど、そんな肉が出てきたのです。肉屋のご主人が言うには、筋が多くて硬いところとだからと説明してくれた。800円ぐらいだったと思う。
下の写真は、牛肉をソテーして、にんじんをリボンみたいにむき、ハーブのソースということだったので、我が家で作ったバジルソースと粒マスタードのソースを添えた。にんじんをリボンのようにむくのは難しく、ほとんど失敗で3つがやっと飾れる状態です。
ヒロク二さんは、雑誌から切り抜いた絵とステーキを組み合わせていて、イメージを作っていく。
さらに、フォークで肉を刺したりしてみる。
それから、アトリエに持って行った。
事件!!
ちょっとヒロク二さんが、休憩したらお皿にのっていた「ステーキ」が無い!見たら真っ白い皿がある。たぶん、キタハマ(猫)だろうと思い部屋の隅を探した。だけど見つからない。わたし達が肉を捜している横で、一緒に探しているつもりなのかはしゃいでいる。キタハマを捕まえ「白状しろ」と首を絞めるまねをしても言わない。探すのをやめ夕食の準備。そして洗濯を取り入れようとしたら、肉が見つかった。別の部屋まで持って行っていたのだ。その肉は、かなり噛んだあとがあるが、姿形はそのまま。やはり、食べれない肉なのである。
オーロラ色に輝く、トナカイのステーキはどんな味?
登山家で医師の今井通子さんは、2004年末にオーロラを見にスウェーデンのアビスコ国立公園に行った。午前11時ごろに東の空が明るくなって、それが空全体に広がって「あ、太陽が出た」と思ったら金色の空がそのまま夕焼けに。2日目の夕食は、厚さ5㌢で手のひら大のステーキに大感激。「こんな美味しいビーフステーキ食べた事ない」と。2007年南極行ったら、感激のビーフステーキに遭遇した。そこで何の肉か聞いたら、トナカイの肉だったと分かり大騒ぎしたと語ります。
トナカイのステーキに挑戦!
トナカイの肉は、購入不可能と分かり、牛肉で代用することにした。5㌢厚のステーキで手のひら大の大きさの肉を買いに肉屋さんへ。この肉はモチーフ用で、アトリエでカピカピになるのを考えると、まともな牛肉を買うのはどうだろうか?と疑問に思い始めたのです。
肉屋のご主人に、こうこうかくかくしかじかと説明して「食べれなくていいので、安い牛肉を5㌢厚の手のひら大のステーキにして欲しい」と述べた。肉屋に食べれない肉を売ってくれと言うのが失礼な注文だ。だけど、そんな肉が出てきたのです。肉屋のご主人が言うには、筋が多くて硬いところとだからと説明してくれた。800円ぐらいだったと思う。
下の写真は、牛肉をソテーして、にんじんをリボンみたいにむき、ハーブのソースということだったので、我が家で作ったバジルソースと粒マスタードのソースを添えた。にんじんをリボンのようにむくのは難しく、ほとんど失敗で3つがやっと飾れる状態です。
ヒロク二さんは、雑誌から切り抜いた絵とステーキを組み合わせていて、イメージを作っていく。
さらに、フォークで肉を刺したりしてみる。
それから、アトリエに持って行った。
事件!!
ちょっとヒロク二さんが、休憩したらお皿にのっていた「ステーキ」が無い!見たら真っ白い皿がある。たぶん、キタハマ(猫)だろうと思い部屋の隅を探した。だけど見つからない。わたし達が肉を捜している横で、一緒に探しているつもりなのかはしゃいでいる。キタハマを捕まえ「白状しろ」と首を絞めるまねをしても言わない。探すのをやめ夕食の準備。そして洗濯を取り入れようとしたら、肉が見つかった。別の部屋まで持って行っていたのだ。その肉は、かなり噛んだあとがあるが、姿形はそのまま。やはり、食べれない肉なのである。