武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ステーキの巻

2008-11-13 20:26:18 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年8月26日(火)掲載のえ

牛フィレステーキが、水玉のように・・・。

バレリーナの森下洋子さんは、力を付けたい時には、100㌘のヒ肉を買ってきて、自分焼いて、食べると言います。森下さんのお母さんは、娘が東京までバレエのレッスンに通うようになったときに、洋食屋を始めて東京でのレッスンを可能にした人。洋食屋のメインは牛ヒレステーキ。特別美味しい肉に、塩、胡椒しただけのシンプルなステーキは、元気の源と語ります。


ファックスにて牛ヒレ肉150グラムと書かれていた。肉の量感が出るように肉屋で、ちゃんと一切れ150グラムの肉を購入。
記事のとおり、フライパンで表面はカリカリ、中はジューシーを目指して焼く。焼けたと思ったら、塩、コショウをして出来上がり。塩を最後にするのがポイント。塩を早くにかけると肉汁が出てきてしまいます。ブロッコリーは茹ですぎてあまり美しく盛り付けできなかった。


ヒロク二さんは、焼きあがった肉を、白い皿にさらに移して、切ってみたり、ビールを置いてみたり、肉を観察。毎回必ずそれをする。実際の食べ物がバラバラ事件になるのを見るのは、心臓に悪い。ヒロク二さんは、その過程で「ステーキ」になっているようなんだけど。

肉屋さんで、覚悟して「牛ヒレ肉150グラムを三枚下さい。」と言った。肉屋のおじさんは、いつもコロッケ三個とか、トンカツ一枚(ここのトンカツは大きいのでいつも半分にして食べている)しか買ったことがないわたしの発言にびっくりしていた。大判ぶるまいの気分でいい気分である。「7500円ね。」と言われ今度は、わたし自身が驚く番だ。5000円くらいと思っていたあてが外れたので、びっくりした顔をしていたんだろう、おじさんは「何するの?」と聞いてきたあげく「ヒレ肉は、いつごろよく出るとか、だれだれさんのところは、こんな風に買っていくとか、とにかく盆と正月に売れるものだとか、いろいろ教えてくれたあげく、絵にするなら他にしたら?」とまで言ってくれるのだけど、食べたことがないし、いい絵にしてもらいたいしと思い、「今日は、ハレの日にします。」と答え、お金を払おうと思ったら500円足らない。「家にお金取りに言ってきます。」と言ったら「500円ぐらいまけてあげるよ。」と言ってくれ、7000円払ってお肉を買いました。黒毛和牛の牛ヒレステーキは、肉の味がとてもよかった。森下洋子さんの言う、高級な肉に、シンプルに塩、胡椒のステーキが再現できた。また、こんなことでもないと、食べないステーキに舌鼓を打ちました。
コメント (1)
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