この日は１０時半過ぎに自宅を出て、名神高速の瀬田東ICから関ヶ原ICを目指しました。
彦根を通過し、北陸道の分岐手前で前方に見える伊吹山を見ると、頂上付近は厚い雲に覆われていました。
この状況を見て、伊吹山は諦めてそば処「伊吹野」で昼食を済ませ、
醒ヶ井の梅花藻でも撮りに行くことに予定を変更しました。
急遽米原ICを出て「伊吹野」へ向かいます。
駐車場へ着くと車は満車状態・・・入口付近の待合所では順番待ちの客で溢れています。
このお店は、テーブルに座ってからも長い時間が掛かるのが常で、
この順番待ちではそばを食べるまでに、相当の時間が掛かる事は明白です。
このまま待つか？・・・迷った挙句に、やはり曇っていてもいいから伊吹山へ行ってみよう・・・
こんなことが有って、伊吹山の駐車場に到着したのは１３時頃になりました。
取り敢えず駐車場に隣接した「スカイテラス伊吹山」で食事を済ませ、歩き始めたのが１３時半頃でした。
一旦は諦めかけた伊吹山でしたが、
蕎麦屋さんが混んでいたのが幸いして、伊吹山へ来ることが出来ました（笑）
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こんな青空が広がる良い天気になりました。
一面に広がるサラシナショウマ。
お盆過ぎにはこの辺りは、真っ白なサラシナショウマの群生が見られますね。
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コオニユリ
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一面に広がるアカソ
シモツケソウが少なくなったのは、これが増えたのも原因かも？
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クガイソウとアカソ
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キオン
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シモツケ
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ヤマホタルブクロ
今の時期はホタルブクロが一番の見頃です
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イブキトラノオ
少しでも風があるとマクロ撮影は難しい
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クサフジの紫が目立ちます
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イワアカバナ
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ピンクのヤマホタルブクロ
この色は少ないです
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ヒルゲンドルフマイマイ（絶滅危惧種）
伊吹山にはカタツモリも多い。それは殻になる成分の炭酸カルシウムが多く含まれる石灰岩地帯だからです。
大型のイブキクロイワマイマイも一度見てみたいです。
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これは何の花の実？
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アカソに追いやられ、ひっそりと咲くシモツケソウ
１０年ほど前の山頂では、このシモツケソウのピンクが一面に広がるお花畑が見られました。
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ヤマアジサイの色も豊富です。
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Micro NIKKOR 105mm とTC-17E2（テレコン）の相性は良いですね。
1,7倍で180mmです。
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キバナカワラマツバ
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メタカラコウとクサフジ
次回に続きます
撮影日 ７月２１日
撮影地 伊吹山
機 材 Nikon D4S AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED＋TC-17E2
Nikon D810 AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
おはようございます。
20年前は伊吹山は豪雪の山として有名でしたが、
この２０年間、積雪量は減るばかり、下のスキー場も閉鎖したのも雪不足が原因してます。
奥イブキはまだなんとか努力して人工の雪降らせてますね。
伊吹山の植生が変わって来たのは、雪の量におおきな要因があると思ってます。雪の壁は、雑種から長い時間外敵からの攻撃をガードしてくれます。
雪には大量のミネラルが含まれ植物の水田ともなってますね。 白山やアルプスの花々が生き残ってるのはその証拠だと思います。
伊吹野さんはいい場所にあり、サラリーマンも多い。朝11時くらいが狙い目ですね。
22番のマクロの風合いが好きです。
でもこの日は、いい方向に変わって良かったですね。
一面のお花畑の風景は、随分変わってしまったようですげ、それでも色々なお花が楽しませてくれますね。
下界の暑さを忘れてシャッターを切れますね＾＾
現在の伊吹山は至る所アカソが蔓延っています。
降雪量の低下による影響、山をよく知る錫杖さんならではの考察ですね。
その辺りの事はなかなか浮かんできませんでした。
滋賀県内のスキー場も閉鎖された所も多くなリ、伊吹山の３合目までのロープウエイが無くなってからすでに何年も経っていますね。
比良山も閉鎖されました。
昔は比良でも４m以上の積雪が有る時もよくありました。これも温暖化の影響でしょうかね。
伊吹野さんは、時間に余裕がある時でなければ無理ですね。そのお陰でこの日は伊吹山に行くことが出来ました（笑）
２２番は手持ちでもきっちり撮れました。
この日は一度は諦めかけた伊吹山でしたが、午後からよく晴れてきてハイキング日和となりました。
行ってきて良かったです。
流石に頂上付近は涼しい風が吹き快適でした。
１０年以上前の景色とはスッカリ変わってしまった伊吹山ですが、それでも車で行ける伊吹山は、気軽に高山植物が見られる良い所です。
秋口にもトリカブトの紫の花を見にまた出掛けたいです。
伊吹山に咲く、夏の山野草を丹念に撮影され、大いに楽しまれています。
コオニユリもキオンもヤマホタルブクロも、それぞれが夏の主役を果たしています。クガイソウも美しい花です。
これらの山野草の花々が競い合い、伊吹山の夏を表現しています。それを上手な画像群として伝えられています。
ピンクのヤマホタルフクロは上品な色合いです。
佐久荒船高原では、濃い桃色と薄い桃色の大きな花のホタルブクロが満開です。
最近の伊吹山は、花の数も減っては来ましたが、近くで手軽に高山植物が楽しめるので、年に何回か出掛けております。
シモツケソウは少なくなりましたが、クガイソウやホタルブクロなど、多くの花が見られます。
何時もヒトリシズカさんのブログで拝見する佐久荒船高原や、その他色々な高原や湿原の花々を拝見し、一度そちらの方面にも足を伸ばせればと思ったりしています。
何時も有難うございます。