気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

当尾(とうの)の石仏 2

2018年06月28日 | ハイキング

6月13日に歩いた、岩船寺〜浄瑠璃寺への石仏の道の風景を綴っています。

「わらい仏」から0.6Kmも岩船寺方面まで戻り、ミロクの辻の「弥勒磨崖仏」へ向かいました。

岩船寺を出る時に、駐車場で貰った石仏の道散策マップをよく見てコースを決めていれば、

この往復1.2Kmを余計に歩くことは無かったのですが・・・・・

そんなに苦になる距離でもなかったので、楽しく歩くことが出来ました。


歩いたコース

「岩船寺」→「一願不動」→「わらい仏・ねむり仏」→「弥勒磨崖仏」→わらい仏・ねむり仏」→

「カラスの壺二尊」→「あたごの灯籠」→「薮中三尊磨崖仏」→「首切り地蔵」→・・・浄瑠璃寺



それでは「わらい仏」からの石仏の道の散策再開です。


昨日とよく似た写真ですが、紫陽花を蓮に見立てた「わらい仏」です。

ここから岩船寺方面へ戻り、ミロクの辻へ向かいます。


緩やかな上りの山裾の道を歩きます。

26日に歩かれたブログ仲間のはりさんは、逆方向ですね。

「弥勒磨崖仏」からこの道を通って「わらい仏」〜浄瑠璃寺へ向かわれたようです。


ミロクの辻の「弥勒磨崖仏」へやって来ました。


ミロクの辻 「弥勒磨崖仏」

山際の巨岩に高さ2.5mほどの仏さまが線彫りされています。

これは笠置寺本尊の弥勒磨崖仏(現在は焼失し、光背が残るのみ)をかなり忠実に模写したもので、京都府指定有形文化財です。




また来た道を引き返し、「わらい仏」を経て浄瑠璃寺方面へ向かいます。



道端にも小さな石仏


10


11

所々にホタルブクロが咲いてました。


12

田んぼの畦にも大きな岩が見えます。


13

道端には自生のミツバも多く見られました。


14

先ほど「一願不動」から降りてきた三差路へ戻って来ました。


15


16


17

カラスの壺二尊 (阿弥陀・地蔵磨崖仏)【康永2(1343)】

 一つの岩に阿弥陀如来坐像と、面を変えて地蔵菩薩立像が彫られています。

阿弥陀仏の横に線彫灯籠は、火袋を彫り込み、そこへ燈明が供えられる珍しいものです。



18


19


20

正面だけ見ていると見逃します。


21

地蔵菩薩立像は、見え辛い奥側の側面におられます。


次回に続きます。


撮影日 6月13日

撮影地 当尾の石仏の道・岩船寺〜浄瑠璃寺(京都府木津川市加茂町)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED