奥野祐子の個人誌。小さな版型の中の作品に痛みがつまっている。
「孤島」。私とあなたとの関係を「点在する/絶海の孤島」とみている。どれほどつながりを求めても、私は私のやり方でしか生きていけないのだろう。当然のこととして衝突が起きる。
どんなに 罵声をあびようが
裏切られようが
憎まれようが
くるりと回転する身体
それさえあれば
耐え忍ぶことができる
他者の存在は岩にうち寄せる波のようだと感じている。そう感じてしまうことは辛いことだ。それ以外の関係の持ちようがないことへの絶望感と、それだからこその決意のような強さとが、荒波の中に岩が存在するように動かないである。
「孤島」。私とあなたとの関係を「点在する/絶海の孤島」とみている。どれほどつながりを求めても、私は私のやり方でしか生きていけないのだろう。当然のこととして衝突が起きる。
どんなに 罵声をあびようが
裏切られようが
憎まれようが
くるりと回転する身体
それさえあれば
耐え忍ぶことができる
他者の存在は岩にうち寄せる波のようだと感じている。そう感じてしまうことは辛いことだ。それ以外の関係の持ちようがないことへの絶望感と、それだからこその決意のような強さとが、荒波の中に岩が存在するように動かないである。