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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

北イタリア周遊記 2日目 『真実の口とコロッセオ』

2017年07月19日 | 北イタリア周遊記

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光


「サン・ピエトロ広場」で記念写真を撮り、横幅の広い「コンチリアツィオーネ通り」に向かいます。


途中「バチカン市国」と「イタリア」の国境を越えるのですが、歩道と車道を隔てる鎖の様なものがあるだけで、ガイドさんに言われるまで国境を越えたことがわかりません。


時刻は11:20。ローマ市内には公共トイレ   が少なく、あっても有料な場所が殆どなので、通りの角にある土産物店で、トイレ休憩。


その後、地下にある大型バス専用乗り場に行くのですが、大混雑していてバスに乗り込めたのが11:50。


バスは「テヴェレ川」沿いを走り、次の目的地「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」に向かいます。


同教会は、8世紀に教皇ハドリアヌス1世が、付近で暮らすギリシア人のために改築した教会です。


映画『ローマの休日』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c3c4c2db8ae25498a19232f24fff4fe で、全世界的に有名になった「真実の口」は、教会の正面柱廊の奥に飾られています。


当初の予定では、「サン・ピエトロ広場」の見学後は、昼食のレストランに行く予定でした。けれども、ガイドさんから「この時間ならまだ行列も短く、日陰になっているが、午後からだと直射日光に晒されながら、一時間以上列に並ばなければならない」と言われ、急遽予定変更。


同教会の近くの駐車場でバスを降り、鐘楼が特徴的な同教会へ向かいます。既に行列が出来ていましたが、それほど長くなく、確かに日陰です。

 


12:10に我々の一行も行列に並びます。写真には写っていませんが、教会の前の通りには、次から次へとタクシーに乗った観光客が乗り付けて来ます。

 


列の途中、「真実の口」を覗ける場所があり、行列に並ぶのを諦めた観光客は、ここで写真だけを撮り、帰って行きます。

 


並ぶこと40分、「真実の口」の前で記念写真。恥ずかしいので、写真はアップしません。


その後、「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」の中に。

 


外の行列の喧騒をよそに、教会内は、静寂で厳かな雰囲気に包まれています。


13時に再びバスに乗り、レストラン に向かいます。


この日の昼食の場所は、「Grotta Azzu a (青の洞窟)」。

 


レストランの中は、既に先客で賑わっていました。

 


最初に出されたのが、サラダ。

 


ツアー代金に食事代は含まれているのですが、飲み物は含まれていません。


暑かったのでビールを飲みたかったのですが、午後も歩き回る予定なので、コカ・コーラで我慢、お値段は、チップ込で3.3ユーロ(約430円)。


メインは、“マルゲリータ” など三種類のピッツアの中から選べるのですが、隊長が食べたのは、“カプリチョーザ (シェフの気まぐれピッツア) ”。

 


ピッツア生地が厚く、裏に灰が着いたままなど、正直、感動する様な “本場の味” ではありませんでした。


食事をしていると、中田英寿さんのサインや、松岡修造さんの写真が、店内に飾られているのを発見。

 


14時20分に食事を終え、紀元80年頃に完成したといわれる「コロッセオ」に向かいます。


バスは、「コロッセオ」を一周して、下車出来る場所に停車。

 


入場するツアーもありますが、隊長たちは外からの見学のみ。

 


“撮影タイム” が15分間あったので、家内が一目見たいと言っていた「ファロ・ロマーノ」が見える丘に駆け足で行って来ました。

 


再びバスに乗り込み「スペイン広場」に向かいます。途中、「ヴェネツィア広場」を通ります。

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 2日目 『スペイン広場とトレヴィの泉』」で★

 


==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

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学ぶ 47課 『展示会 「歓迎!本郷旅館街」』

2017年07月18日 | 学ぶ

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第47回は、『展示会 「歓迎!本郷旅館街」』をお送りします。

 


7月16日(日)に、「歓迎!本郷旅館街-100軒のおもてなしがつくったまち」と題した展示会を観に行きました。


企画・制作は、「文京建築会ユース」。会場は、文京シビックセンター⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/08c4444122679eb71808ad22214e0098


会場の入り口には、展示会のタイトル「歓迎!本郷旅館街-100軒のおもてなしがつくったまち」と書かれた“歓迎看板”が、立てかけてあります。


その脇には、お膳、徳利(とっくり)、お猪口(ちょこ)が置かれています。これらの品は、旅館で実際に使われていた物でしょうね。


『展示会「本郷・旅館のある風景」』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9b9ff1e016962cfd51c1ab830f76d004 にも書きましたが、隊長の家も戦前から旅館を経営していました。


我が家にも、これらの“旅館グッズ”があったのですが、廃業時に全て処分してしまいました。今から考えると、“旅館グッズ”の何点かを取っておけば良かったのにと、残念な気持ちです。


さて、今回の展示会の趣旨ですが、かつて100軒もの旅館が集まる「おもてなし」の街だった文京区本郷ですが、再開発の進展で高層マンションが林立し、いまでは面影を探すのも難しい旅館街の歴史を紹介しています。


我が家も、その100軒の内の1軒でした。


会場には、明治~平成の旅館街の変遷を示すために制作した「本郷旅館街時積図」を展示したコーナー。

 


昨年春に廃業した1904年創業の「朝陽館本家(ちょうようかんほんけ)」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/79fc1e4801ea4926d10b53453ed00e1b の五十分の一の模型が展示されていました。

 


また、別のコーナーでは、明治時代の創業で、今も現役の「鳳明館 (ほうめいかん)」を紹介するコーナーもありました。

 


今回の展示会は、『展示会「本郷・旅館のある風景」』に比べて、規模も小さいかったし、なぜ100軒もあった旅館が廃業せざるを得なかったのかの考察が欠けていると思いました。


尚、『展示会 「歓迎!本郷旅館街」』は、既に終了しています。

 


===「学ぶ」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/f5db9e9e6a9e758b72bc946d007772f7

1~35課  省略

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11

37課 2016/4/5  『英語の辞書』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/18fcdafd0f8ed88cef8c81dc28c0af0b

38課 2016/4/29 『貨幣博物館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64fa8bfb1977543a9fceee355cbe0840

39課 2016/5/5  『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11addb43f7b97097a81b49c03cda41cd

40課 2016/7/21 『あうるすぽっと 舞台講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/198760f8babdde0040e844631342d453

41課 2016/7/30 『真砂中央図書館リニューアルオープン』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fcbb21e9ffb2fd03b97f50c9145e57a9

42課 2016/11/11『講演 高田明 ジャパネットたかた前社長』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/829a292c335d0cd1fe0a4d49b8880c04

43課 2016/12/9 『ゴッホとゴーギャン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ea3be452584eca1319bbbbaa90b321fb

44課 2017/2/27 『講演 原田規梭子 東洋学園大学学長』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a8c27cb9fcbaa35d9531d1b43a4262

45課 2017/3/18 『これぞ暁斎!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fe7edea506fb4dcc49f99e105d5a527e

46課 2017/4/24 『「旅するイタリア語」で勉強中』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9

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北イタリア周遊記 2日目 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』

2017年07月17日 | 北イタリア周遊記

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光


北イタリア旅行の2日目、ローマ市内郊外にある「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」で起床したのが、早朝5時半です。


日本との時差は夏時間で7時間ですので、日本では7日の午後0時半になります。時差ボケは、あまり感じませんが、昨晩は翌日の準備を何もしなかったので早起きしました。


今日のローマの天気予報は、晴。気温は19~33℃の予想。暑い一日になりそうです。


6時半にホテル地下1階にある朝食会場に。レストランは1階にあるので、地下の会議室か何かを、団体客の朝食会場にしている様です。


バイキング形式ですが、品数は意外とあります。さすがイタリア、コーヒーは、エスプレッソ、カプチーノ、カフェ・マッキアート、アメリカンコーヒー、と種類が豊富です。

 


隊長が好きなカプチーノを飲みながら、イタリア到着後、初めての食事を楽しみました。


朝食後、出発まで時間があるので、ホテルの周辺を散歩しました。


ホテルのフロントに置いてあった市内地図を見てわかったのですが、「Mercure Hotel」はローマに4軒あり、隊長たちが泊まっているのは、名前が表しているようにローマの西側にあります。

 


ここは郊外の住宅街の雰囲気で、商店やレストランは殆どなく、通勤する車の数が多かったです。


団体バス は、7時50分にホテルを出発。この日の最初の目的地は、「Musei Vaticani(バチカン美術館)」です。


「バチカン美術館」は、「バチカン市国」内にあり、イタリア美術の膨大なコレクションを誇る、世界屈指の博物館です。


バスは、8時50分に「レオーネ4世通り」に面した「バチカン市国」の城壁前に到着。ここで、日本人の現地ガイドと合流です。


城壁に沿って長蛇の列が出来ています。ガイドさんに寄れば、予約なしの人達で、入場するまでに1時間~1時間半も並ぶそうです。

 


我々は、予約があるため、列に並ばすに入場出来ました。料金は、ツアー代に含まれていますが、チケットの裏側を見ると、団体料金は、12ユーロ (約1,560円)でした。

 


最初に案内されたのは、ルネッサンス期に造られた「ピーニャの中庭」。ここで、ガイドさんからバチカンやキリスト教の歴史の説明を受けました。

 


我々の説明は15分程度で終わったのですが、キリスト教徒が多い韓国人の若い団体の一行は、暑い屋外で、長い時間熱心に話しを聴いていました。


次に向かったのが、「システィーナ礼拝堂」に続く「地図のギャラリー」。

 


「地図のギャラリー」は、奥行120m、間口6mの丸天井に覆われた大ギャラリー。壁面には、イタリアや教皇領の地形図がフレスコで描かれています。


ここは、一方通行で、次から次へと観光客が押し寄せて来るため、戻って美術品を鑑賞することが出来ません。


窓からは、「バチカン放送局」のアンテナが見えます。

 


いよいよ「システィーナ礼拝堂」の中に入ります。


「システィーナ礼拝堂」は、「バチカン美術館」の最深部にあり、シクストゥス4世により1477年~1480年にかけて建設された礼拝堂です。


ここも一方通行で、一度中に入ったら反対側の出口から出るしかありません。


ミケランジェロの傑作「最後の審判」の巨大フレスコ画とご対面。


残念ながら、礼拝堂内はビデオ・写真撮影が禁止です。


多くの観光客が礼拝堂内にいるのに、何か厳かな雰囲気に包まれている場所です。


団体行動なので、僅か15分の滞在で、礼拝堂を出なければなりませんでした。


次は、「システィーナ礼拝堂」の隣にある「サン・ピエトロ大聖堂」の中に入ります。


「サン・ピエトロ大聖堂」は、聖ペテロ殉教の地に聖堂が建設されたのが始まりで、1626年に世界最大のカトリック大聖堂が完成しました。

 


大聖堂に5つある扉の内、「一番右側にあるのが25年に一度しか開かない「聖年の扉」です。


中に入ると、その巨大さに圧倒されてしまいました。

 


入って直ぐの右手にあるのが、若きミケランジェロ作の聖母マリアの大理石像「ピエタ」。

 


前面にガラスの衝立が置かれているものの、ほんの数メートルの距離まで近づいて見ることが出来ます。


これも有名な、ラファエロの祭壇画「キリストの変容」。

 


一番奥の「司教座」まで行って、戻りました。

 


大聖堂の外に出ると、派手な制服を着たスイス人衛兵が、公開禁止エリアの警護をしている姿を撮影することが出来ました。

 


広大な「サン・ピエトロ広場」には、燦々と太陽が照りつけていました。

 

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 2日目 『真実の口とコロッセオ』」で★



==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

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北イタリア周遊記 1日目 『ローマに到着』

2017年07月15日 | 北イタリア周遊記

【1日目:7月6日(木)】


機内食を食べ終わったら、エスプレッソを陶器のカップで出してくれました。さすが、アリタリア航空のプレミアムエコノミー(以下:プレエコ)ですね。


食事の後は、トイレ。AZ(アリタリア航空)785便の機種“Boeing777-200ER”は、ビジネスクラス 30席、プレエコ 24席、エコノミー 239席、の定員 293人ですが、トイレはビジネスに2個、エコノミーに7個ありますが、プレエコにはありません。


そこで、前方のビジネスクラスにあるトイレを使用したのですが、中はエコノミーのトイレ2個分の広さで、快適でした。


トイレから戻り、機内エンターテイメントで、映画を観ることに。操作は、リモコンと液晶画面のタッチパネルで行うのですが、反応が遅くてイライラします。それでも、壊れていないだけましですかね。


日本語吹き替えがある映画をやっと見つけ出したのが、「美女と野獣」です。観始めたのですが、搭乗してから、スプマンテ(スパークリングワイン)、白ワイン、赤ワイン、と三杯も飲んだので、いつの間にか、寝落ちしてしまいました。


何時間、寝たのか分かりませんが、目覚めると、CAが夜食のおにぎりとサンドイッチを配り始めていました。


食欲はなかったのですが、ホテルでお腹が空いたときに食べようと、おにぎりを貰いました。


一度、眼が覚めると、再び眠れなくなり、機内エンターテイメントで音楽を聴きながら、持参した文庫本 の「八十日間世界一周」を読むことに。


日本人のアーティストのアルバムは、平井堅しかありませんでした。


せっかくイタリアに行くので、イタリア人の曲と思い、女性歌手 Chiaraの「Un giorno di sole」というアルバムと、男性歌手 Gianluca Grignaniの「A volte esagero」というアルバムを繰り返し、聴いていました。


到着1時間半前くらいに、軽食のサービスがありました。


パンが温めてあったので、ハムとチーズを挟んで“パニーノ(イタリア式サンドイッチ)”にして食べたら、意外と美味しかったです。


定刻より30分早い18時30分に、AZ785便は、「Aeroport de Fiumicino(フィウミチーノ空港)」に到着。


同空港は、ローマ市内の南西約30キロの場所にある国際空港です。


日本とイタリアの時差は、7時間(夏時間)なので、飛行時間は、12時間15分でした。


これまで、ファーストクラス、ビジネス、エコノミーには搭乗したことがあり、今回が初めてのプレエコ体験でした。


プレエコの運賃は、ツアー代金に往復で13万円のプラスでしたが、アリタリアのプレエコは、片道6万5千円の価値があったかは疑問です。


特に、ビジネスクラスとエコノミーの搭乗率が三割くらいだったのに対して、プレエコ24席は満席だったから、その思いを持ったのかも知れません。


エコノミーはガラガラだったので、三人分の席を1人で使用し、横になって寝ていた人もいました。


それに対して、プレエコのリクライニングシートの傾斜角度は大きくなく、レッグレストも無かったので、快適だったとは言えません。


これが、エコノミーが混雑していたら、プレエコに乗って良かったと思えたかも知れませんね。


搭乗口を出てしばらく歩いたところで、今回のツアー客 24人が集合。24人の内訳は、夫婦が10組(その内、新婚旅行が3組)、母娘のカップルが2組です。


添乗員さんに案内されて、入国審査場に。思ったより行列は、短かったし、審査もアメリカ入国時の様⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11923275ffb8d0d03f360e065df7efa9 には、厳しくありませんでした。


隊長たちのスーツケースは、“プライオリティータグ”が付いているので、ターンテーブルに早く出てきましたが、ツアー客全員の手荷物が出てくるのには時間がかかりました。


税関検査場はフリーパスで通過だったので、拍子ぬけしてしまいました。


税関検査場の先を出ると、『旅するイタリア語』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9 の第1回で、雅楽師の東儀秀樹さんが出てきた時と同じ光景が広がっていました。


着陸時のCAさんのアナウンスだと、ローマの気温は、28℃。ターミナルビルの外に出たら、湿気が少ないせいか暑さは、それほど感じませんでした。


到着から1時間後の19:30に、団体バスに乗り込むことが出来ました。陽はまだ高く、しばらく沈みそうにありません。


高速道路の途中で渋滞にはまり、市内郊外にある「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」に到着したのが、20:10でした。


ホテルの前には、既に大型バスが2台停まっていました。翌朝の朝食時にわかったのですが、1組は日本人、もう1組は韓国人のツアー客でした。


部屋に入ってみると、ベッドルームが意外と狭かったです。


バスルームに置いてあるアメニティーグッズは、シャンプー、ボディジェル、石鹸のみですが、バスタブがあるので、旅の疲れを癒せそうです。


ツアー客が、ほぼ同時に3組が着いたためか、ポーターさんの手が足りず、いつまでたっても部屋にスーツケースが届きません。


20:50頃にしびれを切らして、エレベーターホールに行ってみると、添乗員さん自らがエレベーターから、手荷物を降ろしている最中でした。


スーツケースは手元に来たのですが、旅の疲れと時差ボケで、このままでは眠れそうにありません。


睡眠薬代わりのビールを求めに、部屋の外へ。エレベーターホールには、イタリアには珍しく自動販売機が置いてあるのですが、中身はソフトドリンクとスナック菓子だけで、ビールがありません。


1Fに降り、フロントで尋ねるとバーに置いてあるとのこと。ローマに本社があるPeroni(ペローニ社)の“Nastro Azzuro(ナストロ・アズーロ)”を購入。お値段は、5ユーロ(約650円)でした。部屋で飲むので、勿論チップは不要。


ビールを買ったついでに、ホテルの外に出てみると、夜9時を過ぎてやっと薄暮の状態でした。


バスタブにつかり旅の疲れを落とし、ビールをいただきます。おともは、機内でもらったおにぎり。


午後10時過ぎには、ベッドの中でした。こうして、長かった旅の一日目が終わりました。

 

★続きは「北イタリア周遊記 2日目 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』」で★



===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

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北イタリア周遊記 1日目 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』

2017年07月14日 | 北イタリア周遊記

7月6日から7月13日迄、8日間の北イタリア旅行に、家内と二人で行って来ました。

 
ローマ、シエナ、フィレンツェ、ベネチア、ベローナ、ミラノを周遊した8日間の旅の様子をお送りします。

 

 

【1日目:7月6日(木)】


成田からローマまでは、イタリアのナショナル・フラッグ・キャリア「アリタリア航空」の直行便でも、12時間45分の長旅です。


12時間以上の長旅は、2014年4月のブラジル旅行 以来になります。


搭乗するアリタリア航空(以下:AZと表記)のAZ785便の出発予定が13:15なので、「東京駅」発10:03の成田エクスプレス(以下:NEX)15号を予約していました。


5月に中国南京に旅行 した際にも、NEX15号を利用したのですが、空港には13分遅れて到着しました。


今回も遅れるのでは、と心配していましたが、定刻の10:58に「成田空港駅」に到着です。


心配といえば、ツアーの予約が済んだ今年の5月に、アリタリア航空が破産手続きを開始したとのニュースが流れ、出発当日まで、イタリアに行けるかと気を揉んでいました。


どうやら、イタリアに行けそうです。


NEXから降車後、第1ターミナルビル北ウィング4FのJTBのカウンターに向かいます。


今回の北イタリア旅行は、JTBの添乗員が同行するツアーです。


JTBを選んだのには、理由があります。


以前、家族4人でフロリダ州オーランドからニューヨークに向かった時、ハリケーン・フロイドの影響でJFK空港に着陸出来ずに、オハイオ州クリーブランドに降ろされてしまい、翌朝の便でニューヨークに飛んだことがありました。


この時は、某格安旅行会社の添乗員同行なし空港送迎付きのツアーだったのですが、クリーブランドでのホテルを自力で探さなければなりませんでした。


同じ飛行機に乗り合わせたJTBのツアー客も、添乗員の同行はなかったのですが、クリーブランドの空港には、職員が迎えに来ていて、ホテルまで連れて行ってくれていました。


そんなことがあったので、次回、ヨーロッパにツアーで行く時には、JTBで行こうと決めていました。


JTBのカウンターで、Eチケットのコピーを貰い、アリタリアのカウンターに向かいます。


ネットの事前情報では、同じアリタリアのミラノ行き、AZ787便とチェックインの時間帯が重なるので、長い行列が出来ているとのことでしたが、列はそれ程長くはありませんでした。

 


もっとも、隊長たちは、プレミアムエコノミークラス (以下:プレエコ) なので、“SKY PRIORITY” で並ばすに優先チェックインが出来ました。

 


プレエコは、スカイチームのラウンジが使えないので、ゴールドクレジットカードのラウンジで小休止。


12時頃に保安検査と出国審査を済ませ、北ウイングの23番搭乗口に向かいます。


思い出深い  “北ウイング”  ですが、乗客の姿はまばらです。


13時10分頃に搭乗口に到着、既にAZ785便が駐機しています。隣の24番搭乗口の先には、ミラノ行きのAZ787便も駐機しています。

 


12時45分発のAZ787便の搭乗が終了後の12時30分から、AZ785便の搭乗開始。プレエコなので、もちろん優先搭乗が出来ます。


AZ785便の機種は、Boeing777-200ER。プレエコは、2席 通路 4席 通路 2席の配列で、全24席です。

 


座席の上には、既に、毛布・枕とヘッドホンが置かれています。


ネットの情報では、アリタリアのプレエコは、以前はアメニティグッツも配られていたそうですが、ありませんでした。


事前に窓側をリクエストしていたのですが、プレエコは満席だったので、座席番号 15Aと15Bしか取れませんでした。

 


プレエコ2列目の窓側、 15Aと15Lは真横に窓がありません。


プレエコの乗客が全員着席すると、イタリア人の男性CAから “ウェルカムドリンク” のサービスです。


隊長は、スプマンテ (スパークリングワイン) を、家内はオレンジジュースを頂きます。

 


これもネット情報では、以前は、赤色のブラッドオレンジでしたが、“オレンジ色” の普通のオレンジジュースでした。


定刻の13時15分に、AZ785便はローマを目指し出発しました。


隊長たちの機材のプレエコの席には、レッグレストがなく、フットレストのみ。リクライニングは、それほど倒れません。

 

 

座席の前には、搭乗前からミネラルウォーターのペットボトルがセットされていました。


液晶パーソナルテレビのサイズは、10.4インチです。

 


機体が水平飛行になり暫くすると、温かい布のおしぼりのサービスに続き、ドリンクとスナック菓子のサービス。

 


イタリアビールで喉を潤したかったのですが、ストックが無いと言われ、白ワインを飲むことに。


出発から1時間15分後の、14時半頃に食事の提供がありました。イタリアンと和食からの選択で、隊長が頂いたのは、イタリアンに赤ワイン。ワインは、プラスチック製ではなく、ガラス製のグラスで提供です。

 


ラザニアがカピカピだったので、バルサミコ酢をかけて頂きました。


家内が選択したのが、和食。一口、貰ったのですが、イタリアンより美味しかった!

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 1日目 『ローマに到着』」で★

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