たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

合掌土偶

2019-10-01 09:43:41 | 縄文への旅

<是川縄文館>

 

***** 縄文への旅2 *****

ということで、長々と「青森以外の土偶」

について考察してまいりましたが、

続きは「本物」と対面したときまで保留することとして、

いよいよ舞台を「縄文時代の青森」へと移したいと思います。

縄文中期に「板状土偶」が誕生して以降、

この一帯ではどのような変化が起こっていたのか、

まずは青森県が誇る国宝「合掌土偶」に会うために、

八戸市の是川縄文館を訪ねてみることにしましょう。

 

ちなみに、こちらの合掌土偶には、

以前「縄文展」で一度お目にかかったことがありまして、

そのときの印象をひと言で表現するなら、

「何だろうこの見れば見るほど漂う違和感は……」

といった非常に言葉にし難いもの。

どことなくアニメキャラを思わせるとぼけた顔、

ボディービルダーのようないかり肩の体形、

座っているくせにまったく安定しない姿勢……などなど、

人間離れした風貌でありながらも、

なぜか親しみを感じさせる「彼女?」のルックスが、

しばらくまぶたに焼き付いて離れませんでした。