<外宮 げぐう>
「こういう時は荒れるんだよね…」
3日間にわたる祭典の間、一時も止まず
雨が降り続いた今回の神嘗祭について、
神宮近くで暮らしている地元の方は、
ふとこんな感想を漏らしていました。
晴れ、雨、曇り、雪、大風の日など、
様々な気象条件の下で執り行われた、
祭典を長年見続けてきたきたその方は、
お祭りと天気、そして時勢との関わりが、
何となくつながって見えるのだそうです。
とりわけ今回の神嘗祭は、
これからしばらく続くであろう
黒田清子祭主の時代が始まった節目ゆえ、
「清子様への重圧は相当なものになる」と、
今後の展開を案じておられました。
ちなみに、神宮の関係者いわく、
「神嘗祭の祭典が3日間とも
雨だったことは記憶にない」のだとか。
言い換えれば、それだけ日本の現状が
切羽詰まっている証拠なのかもしれません。