遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
気づけばもう節分になってしまいましたね。
明日の立春から本格的な令和4年がスタートしますが、
すでにこの一か月の間にも様々な出来事がありました。
今年もまだまだ世の混乱は収まりそうになく、
「果たして年末にはどちらの方向へ転んでいるのか」と、
戦々恐々と過ごしている昨今です。
ちなみに、毎年この時期になると
各神社の「粥占神事」をチェックするのですが、
今年の結果を調べますと
「一昨年、昨年よりはマシだけど、
劇的な変化は見られず……」的な内容がちらほら。
これから行事が行われる場所もあるので、
今の段階では何とも言えませんが、
個人的な感覚としては、世の中の状況が変わるというよりも、
「人々の心の変化」が進むのではないかという印象を受けます。
恐らく、二年間に及ぶウイルスとの攻防を経た結果、
人々が「何かが変だぞ」と気づき始めるのが2022年であり、
「守るべきもの」の順位を見直さざる得なくなる年なのでしょう。
ニュースのインタビュー映像などでは、
「コロナ過が終われば」「状況が落ち着いたら」
等の文言を頻繁に耳にしますが、
このウイルス騒動が収束する頃、
別の問題が世間を賑わせている可能性も高いはず。
各々が「自ら見よう」「自ら知ろう」という意識を持たない限り、
私たちの生活は次々と訪れる災禍の波に
翻弄され続けるのかもしれません。