<天岩戸神社 あまのいわとじんじゃ>
古事記や日本書紀の中に、
「岩戸隠れ」の話が出てきます。
「岩戸隠れ」というのは、
「天照太御神がスサノオの狼藉に腹を立て、
天岩戸に隠れて世の中が闇になった」
という物語なのですが、一説によりますとこれは、
「日食を暗示した話」だともいわれております(諸説あり)。
物語の中では、太陽の神である天照太御神が姿を隠したことで、
地上は闇に覆われ様々な災いが発生しました。
現実的に考えても、太陽活動に変化が起これば、
電気系統の故障や通信設備の不具合に留まらず、
農作物などへの被害も避けられません。
その後、岩戸の前に集まった神々が知恵を出し合い、
天照太御神を外の世界へと引き出すことに成功したように、
様々な災いを起こさないためには、
日本に住む人間の「知恵」が必要です。
日本の明るい未来への再生に向け、
ひとりひとりの「心の岩戸開き」を進めたいものですね。