***** 災害備忘録 No.22 *****
◆ 床下浸水への補填 ◆
豪雨や河川の氾濫などで「浸水」の被害に遭った場合、
災害保険や災害見舞金などの基準は意外にシビアでして、
多くの住宅に起こりがちな「床下浸水」のケースでは、
通常の保険はほぼ使えないと想定したほうが無難です。
災害保険に関しては各々の契約内容が異なりますし、
また災害見舞金に関しても各々の
自治体の細かい規則があるため、
何とも言えない部分はありますが、
「床下浸水」に見舞われた知り合いの家々については、
ほとんどが保険の適応外だったと聞きます。
(「床上浸水」も同様に、「浸水度」により
保障される金額が変わるそうです)
ちなみに、家が床上浸水の被害を被った知人いわく
「玄関のシャッターを閉めなければ、
もう少し水位が上がっていたのに……」とのこと。
何でも「どのくらいまで水が来たか」によって、
対象となる保証額が異なるのだとか……。
特に、水害が懸念される地域に住んでいる方は、
今のうちに保険内容を確認し、必要であれば
増額などを検討してみるのも良いのでしょう。
(保険金や見舞金に関しては、
不正確な部分もあるかもしれませんので、
各自でお調べいただければ幸いです)