<白山中居神社 はくさんちゅうきょじんじゃ>
サファイア、ラピスラズリ、メノウ、大理石…等々、
モーゼの十戒が刻まれた石板の材質に関しては、
古今東西様々な憶測が飛び交っておりますが、
実は十戒が刻まれていたとされる石板は、
「石英の石」ではなかったかという説が、
可能性のひとつとして囁かれております。
シナイ山で刻んだ十戒石とともに、
モーゼが能登半島付近に上陸したとされるのは、
神武天皇が来日する数百年以上もの前のこと。
石板を収めた契約の箱が大陸を通過する際、
立ち寄った土地に「石英信仰」を残したと考えると、
チャン族などに残る伝承の裏付けにもなるでしょう。
ちなみに、十戒石と八咫鏡とは別物であり、
モーゼが運んできたのは、三種の神器ではなく、
石板のみが収められた箱だったと思われます。
白山一帯に散らばる石英の石を見つけたとき、
「アークの到達地」が近づいていることを、
はっきりと悟ったのかもしれません。