あっという間にゴールデンウイークも終わり、
あとひと月もすれば今年も半分が過ぎ去ります。
あまりにもスピーディーな時の流れに、
心身がついていけなくなっておる昨今。
恐らく年内にはまたいくつかの「異変」が発生し、
訳がわからないまま怒涛の数年間に突入するのでしょうか。
以前であれば、都市伝説満載の「月刊ムー」の記事などは、
エンターテインメントとして楽しむものだったにも関わらず、
最近ではどんなにぶっ飛んだ内容でも「あーそれアリかも」と、
ほぼほぼ既成事実として受け取ってしまう傾向も否めず……。
逆に言えば、長年ムーが蓄積し続けていた情報に、
ようやく世の中が追い付いてきたとも言えるわけで、
オカルト話好きの人間としては、
劇的な時代の移り変わりに戸惑いつつも、
密かな感慨を覚えているのもまた事実です。
私たちが「日常」だと思い込んでいる現象は、
今の文明が始まって以降ほんの数十年前に出現した、
「近代の景色の一部」にすぎません。
社会で起きている出来事や、
メディアが流している情報の上澄みだけを見聞きして、
「知ったような気分」になっていると、
世の中の真実を見誤ります。
「真の目的な何なのか」「得をするのは誰なのか」……。
旧約聖書の時代から脈々と積み重ねられた
有形無形の「思惑」に思いを馳せながら、
水面下で仕組まれた「人為」に取り込まれないよう、
冷静に日々を過ごしたいものですね。