<三内丸山遺跡>
三内丸山遺跡の6本の掘立柱には、「縄文尺」
という長さの単位がふんだんに用いられており、
この時代の人々が「数」に強いこだわりを
持っていたことを示す証となっています。
ちなみに、縄文尺といいますのは、
35㎝を基準にした計測法のことで、
三内丸山遺跡だけに限らず他の遺跡に関しても、
この35㎝を一単位として、柱穴の間隔、幅、
深さなどを定めた形跡が随所に見られるのだとか……。
個人的に「35」という数字を目にしたとき、
真っ先に思い浮かんだのは、古神道や神道系の
宗教とも関連する三五(あなない)という言葉でした。
実はこの数字は、古代ユダヤとの関連も伺われる数で、
強い力を秘めたスペシャルナンバー
だという話を聞いたことがあります。
もし仮に、縄文人が「35」という数を
意識し集落を作っていたとすれば、
いったい何を根拠にその数字を選択したのか……、
非常に気になるところですね。