たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

縄文尺

2019-10-25 09:06:28 | 縄文への旅

<三内丸山遺跡>

 

三内丸山遺跡の6本の掘立柱には、「縄文尺」

という長さの単位がふんだんに用いられており、

この時代の人々が「数」に強いこだわりを

持っていたことを示す証となっています。

ちなみに、縄文尺といいますのは、

35㎝を基準にした計測法のことで、

三内丸山遺跡だけに限らず他の遺跡に関しても、

この35㎝を一単位として、柱穴の間隔、幅、

深さなどを定めた形跡が随所に見られるのだとか……。

 

個人的に「35」という数字を目にしたとき、

真っ先に思い浮かんだのは、古神道や神道系の

宗教とも関連する三五(あなない)という言葉でした。

実はこの数字は、古代ユダヤとの関連も伺われる数で、

強い力を秘めたスペシャルナンバー

だという話を聞いたことがあります。

もし仮に、縄文人が「35」という数を

意識し集落を作っていたとすれば、

いったい何を根拠にその数字を選択したのか……、

非常に気になるところですね。