<瀧の拝・矢倉神社 たきのはいやぐらじんじゃ>
***** 無社殿神社とは *****
今年最後の神社巡礼ツアーを組むにあたり、
「今回のテーマ」を模索していたとき、
ふとある文字が目に飛び込んできました。
その文字こそが、まさしく「無社殿神社」。
つまり社殿を持たない信仰の場を指す言葉で、
現在の「神社」という形式が出来上がるまでは、
日本全国の神社はもともと「無社殿」でした。
ちなみに、いつも旅に出る前は、
半ば直感で参拝する神社を決めているのですが、
なぜか日程のギリギリになると
「これぞ」というテーマが明確になります。
今回もなかなか訪問地が決まらず困っているとき、
まるで神社のほうから手招きされるように、
「無社殿神社」の文字が目の前に現れたのです。