<高塚の森 たかつかのもり>
古代ユダヤの人々も「磐座崇拝」とでも呼ぶべき、
巨石への特別な信仰心を持っていたという話があります。
もともとその場にあった巨石を利用したのか、
あえてその場に巨石を移動したのかはさておき、
熊野の地にたどり着いた渡来人(古代ユダヤ人)が、
この地方の巨石文化を後押ししたであろうことは、
想像に難くない流れです。
とは言え、渡来人が日本にたどり着いた時代、
すでに古代日本(特に太平洋の海側)では、
土着の太陽信仰が根付いていたのでしょう。
日本古来の太陽信仰の形を整える過程で、
日本人と同じ遺伝子を有する、
ユダヤ人の「叡智」が注がれたのかもしれません。
(あくまで勝手なイメージですが…)
恐らく当時は、磐座に「敬いの心」のみを捧げ、
神様を宿すための磁場を創り上げていたはずです。
「巨大な感謝」を蓄え続けた巨大な岩に、
冬至や春分などの特別な日の太陽が力を与え、
磐座全体が人々の思いを反射する磁力で、
あふれかえっていたのだと思います。