たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

小さなお祭り

2015-07-31 14:55:01 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

私が生まれ育った地域には、

お祭り文化というものが薄く、

他地区の華やかなお祭りの様子を見るたびに、

本当にうらやましい気持ちになったものです。

ただ幸い、氏神や近隣の神社では、

地味ながらも毎年お祭りが行われていましたし、

近隣の各家庭においては、

神棚や仏壇に手を合わせる習慣が、

当たり前のように残っていました。

 

最近、神棚や仏壇のお世話をしていて思うのは、

有名なお祭りに接する機会が少なくても、

毎日神仏に手を合わせるという行為自体が、

「お祭り(お祀り)」そのものだということ。

日本という国は、多くの一般家庭で、

毎日「小さなお祭り」をしているという、

摩訶不思議な国なのですね。

 

天候異変や社会情勢への不安など、

社会の異常事態が続く今だからこそ、

昔ながらの風習や文化に注目することは大切です。

混乱の世の中で日本が生き残るためのカギは、

日本人の「当たり前」の中に潜んでいます。

スサノウの威力が全国に行き渡っているこの時期、

地域のお祭りを覗いてみるのもよいかもしれません。


正の循環

2015-07-30 14:52:50 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

お祭りに参加する人たちの

喜びにあふれた顔を見ておりますと、

日本人というのは本当に

「楽しみを作り出すのが上手い民族」

なのだなとつくづく感じます。

 

もともとお祭りというのは、

豊作や厄除けを祈願する「ご神事」であり、

歌舞伎の上演やお神輿の行列等は、

どちらかといえば、ご神事にともなう

余興の意味合いが強いかもしれません。

ただ、日本人という民族は、

それらの「余興」を単なるお遊びで済ませず、

芸術や職人技のレベルにまで高めて、

神様といっしょに庶民も楽しめるよう、

様々な工夫を凝らしてきました。

 

「神様を喜ばせたい」という気持ちは、

豪華な山車や賑やかなお囃子に変化し、

それを見物した庶民が華やいだ気持ちになり、

さらにはその庶民の姿を眺めて、

神様がますます喜ばれるという正の循環が、

日本という国を継続させてきたのですね。


大真面目な国民

2015-07-29 14:51:52 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

古来より日本人は、

身の周りで起こる諸々の災いを、

「神様の怒り」と大真面目にとらえ、

神様のご機嫌を取るために、

祝詞の奏上やお神楽の奉納や

神輿渡御などのお祭りを、

大真面目に継続してきました。

 

姿かたちの見えない神様に対し、

身を清めて礼節を尽くしたり、

お祝いや感謝の言葉を述べたり、

豪華な食べ物を供えたり…等々。

今の時代に生きる人々にとっては、

単なる迷信としか思えないような行為を、

大真面目にこなしてきたのが日本人です。

 

それはつまり「お祭りを止めること」が、

個人の暮らしのみならず、地域全体の運気や、

日本全土の運気を下げるという現実を、

無意識のうちに知っていたからなのでしょう。

どんなにささやかな祭礼であっても、

お祭り(お祀り)を行うことで、

私たちの生活が守られている側面は、

きっとたくさんあるはずです。


仁義の習慣

2015-07-28 12:33:18 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

那須烏山の山あげ祭の中で印象に残ったのは、

「他の町内を訪問する際のしきたり」でした。

ある町内のお祭りの屋台や地車が、

他の町内で「山あげ」をする際には、

地区の境界付近で一度立ち止まり、

双方の世話人が、訪問する旨の口上と、

訪問を受け入れる旨の口上を述べます。

これを「仁義を切る」と言い、

まず相手側の許可を得なければ、

その土地での上演ができないのだそうです。

 

手水舎で身を清めたり、

鳥居の前でお辞儀をしたりと、

神社参拝にも様々な作法がありますが、

これらはすべて「神様への仁義」に他なりません。

神様の家(神社)を訪問するときは、

「失礼します」の気持ちを持つこと。

また、計らずも不敬を働いてしまったときは、

「申し訳ありません」の気持ちを持つことで、

神様への仁義を切った証となるのですね。

 

神社仏閣などの聖地を訪れた後、

不運に見舞われるケースが目立つのは、

「仁義」を切り忘れている場合が多いもの。

お祭りの中の何気ない一場面で、

脈々と受け継がれているこの「仁義の習慣」こそ、

実は神様の気持ちを鎮めるための、

強力な祓いとなっているのでしょう。


喜びの言葉

2015-07-27 12:55:44 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

那須烏山の山あげ祭を追い掛けている最中、

街のあちこちで「おめでとうございます」

という言葉をかけ合う場面に遭遇しました。

日本人の感覚でとらえれば、

「お祭りだからおめでたいのだろう」

といった程度の認識で済んでしまいますが、

もし海外の方がこの様子を目にしたら、

「何かうれしいことでもあったのか?」と、

ちょっと訝しく感じるはずです。

 

一説によりますと、お祭りというのは、

「神社に閉じ込められている神様を外にお出しし、

日ごろの鬱憤を晴らしてもらう行事」だそう。

特に荒ぶる神であるスサノウを祀る神社では、

より激しくより荒々しくご神事を行うほど、

神様のストレス解消につながるのだとか。

そう考えると、お祭りの場で交わされる

「おめでとうございます」の挨拶は、

鎖を放たれ自由の身になった神様の

喜びをあらわす言葉なのかもしれませんね。


熱の伝播

2015-07-26 15:56:46 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

本日まで栃木県那須烏山市で行われる

「山あげ祭」の準備から上演までの流れを、

朝から晩まで拝見することができました。

その中で改めて感じたのは、

地元の方々の「お祭りにかける情熱」でして、

祭りを取り仕切る人たちや、

祭りに参加する人たちだけでなく、

その町に暮らすすべての人々に、

神様の「熱」のようなものが、

伝播している様子を感じました。

 

一見無関係のように思える、

お祭りと日常生活とのつながりですが、

お祭りや伝統行事に関わる人が増えるほど、

その土地の状態は安定し災厄は減るもの。

きちんとお祭りが行われている神社に、

神様が降りてきやすくなるのも事実です。

「神様をもてなす(鎮める)」気持ちは、

お祭りの中の様々な奉納行事を通じて、

神様の力を抑え蘇らせる原動力になるのですね。


山あげ祭

2015-07-25 21:36:03 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<那須烏山市 なすからすやまし>

 

栃木県那須烏山市で昨日から行われている

「山あげ祭」を見てまいりました。

山あげ祭(やまあげまつり)といいますのは、

那須烏山市・八雲神社の例大祭の奉納行事で、

国の重要無形民俗文化財にも指定された、

北関東を代表する夏祭りのひとつです。

1560年、烏山城主・那須資胤(なすすけたね)が、

城下五町鎮守・牛頭天王(スサノウ)を八雲神社にお祀りし、

天下泰平、五穀豊穣、疫病消除を祈願したのが起源だそう。

 

このお祭りは「日本最大の野外歌舞伎」とも称される、

市街地全体を使った奉納歌舞伎の上演で知られており、

開始時間の前になると、道路の道幅いっぱいに、

歌舞伎の舞台だけでなく、特産の烏山和紙で作られた

「山」と呼ばれる豪壮な背景装置が設置されます。

舞台全体の奥行きは約100m、山の高さが約10m。

役者や地方(じかた)と呼ばれる伴奏者は、

すべて地元の方々が担い、

また演目終了後は、すぐに舞台を解体し、

次の上演場所まで運んで再び組み立て直す、

というたいへん大掛かりなお祭りです。


古代の縁

2015-07-24 13:14:26 | 伊雑宮・風宮式年遷宮

<伊雑宮 いざわのみや / いぞうぐう>

 

古くは磯宮と呼ばれていたお宮が、

いつ頃「イザワの宮(イザヤの宮)」に

変わったのかは定かではありませんが、

御田植祭の様子を見ておりますと、

内宮や外宮の祭典とは、

かなり雰囲気が違うことに気づきます。

 

年間を通じて行われる神宮関連祭事の中で、

主に氏子が中心となって運営されるのは、

ほんの一部のお祭りのみ。

道教の影響を強く受ける神宮祭典と比べると、

古代ユダヤの名残を色濃く残す御田植祭は、

私たちに不思議なインパクトを与えます。

日本人や古代イスラエルの人々はもちろん、

現代のユダヤ人にとっても、

磯部の地が特別な場所であることを、

暗示しているからかもしれません。


失われた10支族

2015-07-23 13:07:45 | 皇室・海人族・ユダヤ

<伊雑宮 いざわのみや / いぞうぐう>

 

古代イスラエルには、神の言葉を伝える

「預言者」と呼ばれる人々が、

何人も存在したそうです(モーゼもそのひとり)。

中でもイザヤは、イスラエル国が分裂、

崩壊の危機を迎えた時代、

南ユダ王国の首都エルサレムで宮殿に仕えながら、

南ユダ王国だけでなく、北イスラエル王国の民に向けても、

多くの警告と救済の言葉を伝えました。

 

紀元前722年、アッシリア帝国の攻撃により、

まず北イスラエル王国(10部族)が滅亡し、

何十万人ともいわれる民が姿を消します。

その後南ユダ王国(2部族)も崩壊し、

捕虜としてバビロンに連行され、

その後故郷に戻った一部の人たちを除いて、

大勢の民の行方が分からなくなりました。

 

このとき姿を消した北イスラエル王国の10部族を、

「失われた10支族」と呼び、

北のリーダー的存在であったエフライム族が、

日本の皇室の祖になったという説もあり。

また、南ユダ王国の2部族(ユダ族・ベニヤミン族)と、

ヤハウェに仕える祭祀職を司るレビ族を加えた3部族が、

ユダヤ民族の直系の祖となり、 現代のイスラエルを建国しました。


東方の国々と島々

2015-07-22 13:04:41 | 皇室・海人族・ユダヤ

<伊雑宮 いざわのみや / いぞうぐう>

 

古代イスラエルの三大預言者の一人であり、

ユダ王国最大の預言者とされるイザヤは、

モーゼの時代より600年~700年後の

紀元前八世紀後半ごろに活躍した人物です。

旧約聖書・預言者の冒頭に収められた

「イザヤ書」は、全66章から構成され、

1~39章までの前半部には、

神によるイスラエル崩壊への警告が、

イザヤの預言として書かれています。

 

北のイスラエル王国と南のユダ王国が、

国家崩壊寸前にまで追い込まれたとき、

「東方の国々で、主をあがめ、海の島々で、

イスラエルの神、主の御名をあがめよ」

という神の啓示がイザヤに降り、

大勢の南北イスラエルの民は、

東方の新天地に向けて出発しました。

その際、イスラエルの神宝だけでなく、

日本建国に関わる重要な人物も、

ともに東方を目指したといわれています。


イスラエル4

2015-07-21 13:03:50 | 皇室・海人族・ユダヤ

<氏神 うじがみ>

 

『レビ記』

旧約聖書の3番目の書で、

ユダヤ教の律法が細かく記されている。

 

『民数記』

旧約聖書の4番目の書で、

シナイ山からヨルダン川までの旅程。

 

『申命記』

旧約聖書の5番目の書で、

モーゼがモアブで行った最後の説法。

 

 

◇ カナンの地 ◇

モーゼがカナンの地にたどり着くまでの物語。

* 長い長い放浪の末、ヨシュアを後継者に指名した後、

カナンを目前にしてモーゼは亡くなった(といわれる)

 

◇ ヨシュア記 ◇

イスラエル人がカナンの地を攻略し移住するまでの物語。

 

◇ 土師記 ◇

ヨシュアの死後、指導的役割を担った

土師(しし・さばきつかさ)と呼ばれる人々の物語。

 

◇ サムエル記 ◇

部族を統合し、イスラエル王国を建国したサムエルの物語。

 

◇ ダビデの時代 ◇

サムエルが指名したイスラエルの王・ダビデの物語。

 

◇ ソロモンの時代 ◇

イスラエル王国の繁栄を築いたソロモン(ダビデの息子)の物語。

 

◇ 南北王朝時代 ◇

ソロモン亡き後、北のイスラエル王国(10部族)と、

南のユダ王国(2部族)に分裂した時代の物語。

* 北イスラエルの10部族は、この時代に歴史から姿を消す

 

◇ バビロン捕虜 ◇

ユダヤ人離散のきっかけとなった、南ユダ王国崩壊の物語。

* ユダヤの語源となったユダ王国は、

ヤコブとユダを始祖とする部族で、イザヤもユダ王国の出身


イスラエル3

2015-07-20 13:02:33 | 皇室・海人族・ユダヤ

<氏神 うじがみ>

 

『出エジプト記』

旧約聖書の2番目の書であり、『創世記』の後を受けて書かれた。

 

 

◇ エジプトに移住したユダヤ人 ◇

ヨセフの活躍によりエジプトに移住したユダヤ人が、

ヨセフの死後エジプト人に奴隷として使役された物語。

 

◇ モーゼ誕生 ◇

エジプトにいたユダヤ人夫婦の間に、

モーゼが誕生してから成人するまでの物語。

 

◇ 十の災い ◇

エジプトを追われ、シナイ山のふもとに

たどり着いたモーゼに、神の啓示が降りた物語。

* 啓示に従いエジプトに戻ったモーゼは、

エジプト王に神の言葉を伝えたが聞き入れられず、

十の災いがエジプト全体を襲うことになる

 

******* 十の災い *******

1.ナイル川の水を血に変える

2.カエルを大量発生させる

3.ブヨを大量発生させる

4.アブを大量発生させる

5.疫病を流行らせる

6.腫れ物を流行らせる

7.雹で作物を全滅させる

8.イナゴを大量発生させる

9.エジプト中を3日間暗闇にする

10.家の長子を皆殺しにする

* 「子羊の血を門柱に塗った家の家族は災いを免れる」

という神の言葉が、ユダヤ教の「過越し祭」の始まりとされる

 

◇ 出エジプト ◇

モーゼが200万人のイスラエル人を連れて、

エジプトからカナンの地へと出発した物語。

* モーゼが海を二つに割ったエピソードや、

シナイ山のふもとで神から十戒を授かった

エピソードなどが含まれている

 

******* モーゼの十戒 *******

1.他の神を信じてはならない

2.偶像を作ってはならない

3.神の名をみだりに唱えてはならない

4.週の7日目を安息日とすること

5.父母を敬うこと

6.人を殺してはならない

7.姦淫をしてはならない

8.盗みをしてはならない

9.偽証してはならない

10.人の物を欲しがってはならない


イスラエル2

2015-07-19 13:57:40 | 皇室・海人族・ユダヤ

<氏神 うじがみ>

 

古代イスラエルを知るためのガイドブック、

旧約聖書の内容を簡単にご説明します。

 

『創世記』

古代ヘブライ語によるユダヤ教、キリスト教、

およびイスラム教の聖典で、モーゼが記述したとされる。

 

◇ 天地創造 ◇

神が7日間で天地を創造した物語。

 

◇ アダム(男性)・イブ(女性) ◇

禁断の果実を食べた人間が楽園を追われた物語。

 

◇ カイン(長男)・アベル(次男) ◇

嫉妬に狂ったカインがアベルを殺し嘘をついた物語。

 

◇ ノアの箱舟 ◇

神を敬うノア一族だけが大洪水の被害から逃れた物語。

 

◇ バベルの塔 ◇

高い塔を作ろうとする人間の強欲さが神の怒りにふれた物語。

注:異説あり

 

◇ アブラハム ◇

ノアの子孫であるアブラハムとその息子たちが、

神から「約束の地(カナンの地)」を与えられた物語。

 

◇ ソドム・ゴモラ ◇

性の乱れによる腐敗が蔓延していた都市、

ソドム(アブラハムの甥であるロトが住む町)

とゴモラが、神によって滅ぼされた物語。

 

◇ イサク ◇

神のお告げに従いアブラハムが、

息子であるイサクをモリヤ山で生贄にしようとした物語。

 

◇ ヤコブ ◇

イサクの子であるヤコブがイスラエルを名乗るまでの物語。

 

◇ ヨセフ ◇

ヤコブの12人いた子のひとり、末の子ヨセフの物語。

* ヤコブの子どもたちは、ユダヤ人の祖・12氏族となる


山車と契約の箱

2015-07-18 13:27:13 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<長浜曳山祭 ながはまひきやままつり>

 

昨年、祇園祭の山鉾のひとつである

「大船鉾」が約150年ぶりに復興され、

山鉾巡幸の列に加わりました。

映像や写真で確認しますと、

その形はまさしく「船型」。

大船鉾の順番は、後祭(あとまつり)の

しんがり(最後)と決まっており、

御神体は、渡来人の血が濃いとされる

神功皇后(じんぐうこうごう)だそうです。

 

大船鉾という名前を聞くだけでも、

「ノアの箱舟」を連想しますが、

一説によりますと、山鉾の巡幸というのは、

イスラエルの神宝が入れられた「契約の箱」を、

運ぶ様子をあらわしたものなのだとか。

モーゼの墓の伝承が残る石川県の宝達山麓から

京都を経て伊勢に至る中部地方近辺を中心に、

大きな山車や曳山(ひきやま)を使ったお祭りが

数多く残されているのも興味深い事実です。


シオン祭

2015-07-17 07:24:14 | 神道・祖霊崇拝・祭り

<八坂神社 やさかじんじゃ>

 

今日7月17日は、京都八坂神社の祇園祭で、

メインのご神事である山鉾巡行が行われる日です。

また京都だけでなく、全国の八坂系の神社でも、

この日に夏祭りを開催する場所が多いのですが、

実は7月17日という日は、

「ノア一族を乗せた箱舟が陸地にたどり着いた日」 なのだそう。

 

旧約聖書の創世記には、

*********************************

悪人の氾濫した人間社会に怒った神が、

大洪水を起こし多くの人間を地上から消し去った。

そのとき神のアドバイスに従い、

箱舟を作ったノア一族だけが、

災害から逃れ命を救われた。

大洪水から150日後の7月17日、

箱舟はアララト山の頂きに乗り上げた。

*********************************

と書かれてあります。

 

その後ノアは、山の頂上に祭壇を作り、

動物を生贄として捧げ、神をお祀りしました。

そして現在、7月17日を中心に行われているのが、

イスラエルのシオン祭、そして日本の祇園祭です。

ちなみに、祇園(ギオン)祭は、

「シオン=ズィオン」が語源という説があり、

祇園祭を象徴する絢爛豪華な山鉾や、

各地のお祭りで見られる華やかな山車(ダシ)は、

ノアの箱舟を模したものだともいわれています。