<おはらい町 おはらいまち>
神宮参詣者の多くが立ち寄るおはらい町。
江戸時代に、参詣者の案内役である
御師(おし/おんし)と呼ばれる人々が、
この通りで客人をお祓いや神楽でもてなしたことから、
「おはらい町」と呼ばれるようになったそうです。
一時は集客数も落ち込み、
かなり寂れてしまいましたが、
昨年の式年遷宮に合わせ、
店舗の改築や新規出店が相次ぎ、
今では伊勢を代表する観光スポットになりました。
門前町という場所は、
神域に立ち入る前に日常の垢を落とし、
また神域から出た後に、
世俗の空気に触れ日常を取り戻す場所。
昔の人たちが見ていた光景や感じていた思いを想像し、
心身を祓い清めるつもりでおはらい町を歩くと、
ひと味違ったお伊勢参りになるかもしれませんよ。