たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

縄文遺跡へ

2019-10-21 09:09:04 | 縄文への旅

<三内丸山遺跡>

 

現代人が縄文時代に思いを馳せるとき、

どうしても「縄文時代を現代に引き寄せる」

という癖を排除できないものです。

つまり、私たちが縄文人に気持ちを添わせるのではなく、

縄文を「現代の常識」から解釈しようとするため、

「精霊?」「宇宙人?」「そんなバカな……」

といった感覚に陥りやすいのかもしれません。

 

ただし、現代人が精霊や宇宙人を感知できないからといって、

絶対に彼らが存在しないとは言い切れず、

「その可能性も捨てきれない」と考えたほうが、

縄文の風景がよりリアルに迫ってくるのも確かでしょう。

そんなわけでして、解決したような解決しないような、

モヤモヤとした気持ちを抱えたままではありますが、

ここで一旦土偶の世界から離れ、

次の遺跡へと目を向けてみたいと思います。

 

続けてご紹介したいのは、「縄文遺跡の王」

として君臨する青森市の三内丸山遺跡です。

とにもかくにも、規模の大きさがハンパない

この遺跡には、現在「縄文村」が復元されており、

当時の生活を体験できる施設として整備されていました。