たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

三内丸山遺跡

2019-10-22 09:53:12 | 縄文への旅

<三内丸山遺跡>

 

いわずと知れた「キングオブ縄文遺跡」の三内丸山遺跡は、

縄文前期~中期にかけて青森県を中心に繁栄した

「円筒土器文化圏」を代表する場所です。

当時、この一帯はいわゆる「縄文の大都会」でして、

特にこの三内丸山遺跡の周辺には、

現在の県庁所在地に匹敵するほどの

「大規模集落」があったと聞きます。

 

ゆえに、この巨大遺跡から発掘された出土品は、

なんと段ボール箱4万個分、

土偶だけでも2千点以上にも及ぶのだとか……。

つまり、私などの微々たる知識では、

到底太刀打ちできないレベルの規模でありますので、

興味のある方はぜひ現地に行かれるか、

専門書をお読みいただくかして下されば幸いです。

 

で、三内丸山遺跡と聞いてまず思い浮かぶのが、

この遺跡のシンボルでもある、

6本柱の大型掘立柱建造物でしょう。

この建物については、「灯台」

「物見やぐら」「宗教施設」「御柱」など

様々な説が取り沙汰されているものの、

やはり未だに結論は出ていないようなのでした。