翌日2日は、テレマーク組は朝食を取らずに三段山に向かった。ところが、宿泊予定のゆうが満室とのことで、再びゆわんと村に戻ってくることになった。かなり寂しくなるな、と思っていた矢先だったので、これはこれで良かった。
私は今日は箱根駅伝を見ることにしている。旧知の若者が選手として走るからだ。詳しく書くと身分を明かすことになるので書かないが、その若者は箱根駅伝に出ることを目標にその大学に進んだので、夢が叶ったのである。その箱根駅伝で走る若者の姿を見てみたかったのである。
ところが、その若者が走った区は首位争いが演じられたり、有名選手が出場したりした関係で、その若者はたすきを受ける瞬間と、計測ポイント、たすきを渡す瞬間の都合3回ほどしか写らなかった。しかも、その若者は、チーム全体の成績から見ると、完全にブレーキになってしまっていたのだ。彼はまだ3年。来年は快走を期待したい。
午後はkojiさんの運転で黒岳の湯に行った。層雲峡にさしかかる当たりから吹雪となり、黒岳の湯でも、雪が吹きすさぶ中で露天風呂に入った。
夕食は今夜もNさんとIさんの掛け合いが面白かった。この日は温泉に行く以外は動かなかったので、私はあまり食が進まなかった。
3日。いよいよ出発である。札幌まで普通列車で行くのは去年と同じである。旭川で途中下車して、山頭火でラーメンを食べた。札幌に着くと、室蘭方面の大雪の情報が流れていた。北斗星の出発時刻も未定とのことだった。当初は車内でパンなどを食べるつもりだった夕食を、地下街の店で済ませ、駅前の西武の本屋で立ち読みをして時間をつぶした。
結局北斗星は2時間遅れで出発した。シャワーを浴び、裏技を使ってすぐに寝入った。
目が覚めると宮城県内だった。北斗星はさらに2時間遅れ、都合4時間の遅れとなっている。これでは午後から出勤する予定が狂ってしまう。車内放送で、仙台から新幹線に乗り換えられる措置をとってくれるとの情報が入る。新幹線に乗り換えると北斗星の特急料金の払い戻し措置はなくなるのだが、北斗星の特急料金よりも、仙台から宇都宮までの新幹線特急料金の方が高いはずなので、新幹線に乗り換えることに決めた。
後は新幹線、東北線、両毛線を乗り継いで家に戻り、そのまま着替えて出勤した。今年も体重が増えてしまったのだろうか?その後体重計に乗っていない。