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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんぎっくり腰のその後。

2021-05-09 11:15:50 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんがぎっくり腰になって、流石に膝よりも問題なので、少しはじっとしていてくれるだろうと思ったが、そうは問屋が卸さない。勿論、いつまでも安静にしていてはいけないのだが、やって少しの間は養生して欲しい。そして、動くにしても、「働く」のではなく、普通に歩くとかしてほしい。
 金曜日は訪問看護の日だったので、看護師さんに様子を見てもらった。ただ、お医者さんじゃないしレントゲンを撮れるわけでもないので、とりあえず痛みの具合とか見てもらうしかなかったが、それでも看護師さんに見てもらうと思うと、仕事に出るにも安心だった。
 さて帰ってきてみるとその日は案外大人しくしていたようだ(まあ、やった翌日だしね)。そして帰るなり一言。
 「今日の看護師さんは何もしなかった。」
そりゃ、当然だろう。痛めた翌日リハビリはしない。
 「今日は痛めたばっかりじゃけん、リハビリはしないって決めてたんよ。ほんでも様子を見てもらうように頼んだん。」
 「ほっか。」
一応納得したものの、
 「ほんでもな、母ちゃん自分で腰にシップ貼っとったけど、それを張り替えてもろうたん。『まあおばちゃん自分で貼ったん?上手に貼ってるなあ。』って褒められてな。どこが痛いんと聞くけん、ここじゃ~言うて貼ってもろたん。ほしたら、看護師さん帰ってから妙に尻がスースーするなあと思うたら、トイレ行ってみたら、肛門の上にシップ貼っとった。どんなんでよ。」
・・・(笑)。いや、本当かどうかは分からない。いくら何でもそんな場所には貼るまい。多分近くだったからスースーしたのだろう。これがもし本当なら、看護師さんも天然だ。
 で、昨日の朝。起きてきたキヨちゃん。
 「まだ腰が痛いし、母ちゃん寝るわな。」
と殊勝な言葉。ところが、出がけに母屋に行くと、クイックルワイパーをもって立つキヨちゃん。
 「母ちゃん、何しよるん?」
 「あ、そこが汚れとるけん。」
 「せんでええけん、寝よりな。」
で、結局出がけに拭き掃除となる。
 そして今朝。
 「母ちゃん大分ましな気がする。母ちゃん、上の畑の草を抜くけん、お前庭の上の母ちゃんが登れんとこしてくれるか?」
ときた。
 「ほなけん、まだ母ちゃんはせられん。」
 「じっとしとってもいかんと思う。」
 「ほんでも、普通のことしてや。」
で、朝から草むしりとなった私。

     

     

 今日は母の日だし、午後は出かけてお寿司でも買ってこよう。因みにプレゼントは今年は夏向きの普段着にした。ヨリちゃん母さんと色違いだ。

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コメント (3)
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