すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

隠した骨を見つけられない犬

2013-06-26 21:55:16 | うちのキヨちゃん
 今日少し残業したので、お風呂は後回しにしてキヨちゃんと食事した。一緒にテレビを観ながら、まったりして、片づけしてからお風呂に行った。
 風呂に入って洗顔をして、さて今からシャンプー・・・というタイミングで、脱衣所からキヨちゃんの声。
 「あのなあ、今日母ちゃん、机の鍵探して一日終わった。見つからん。」
・・・。おいおい、なぜこのタイミング。
 「待って。今風呂じゃけん。」
 「母ちゃん、もう寝るぞ。」
・・・。悪気は無いのだ。今探せとも言ってないが、気になって眠れないのは、キヨちゃんだけでなく私もになるので、シャワーは中断。
 どうせ、すぐに見つかるだろうと高をくくっていた。今更脱いだ服を着るのもイヤだし、と言ってシャワー前に着替えるのもイヤだ。どうせ、すぐ見つかるし・・・と、バスタオルを巻いただけでキヨちゃんの部屋に行った。
 ところが、いつもの場所に見当たらない。落とし込んでいるのかも・・・と、奥まで見たが見つからない。という事は、場所を変えたとしか考えられないが、キヨちゃんは頑として動かしていないという。
 しかし、キヨちゃん以外触るはずも無いのだから、他に説明の仕様もない。とにかく、思い当たる場所を探しまくり、全く関係ナイかもしれない衣装ケースまで引っ張り出したが、何しろ「鍵」なんて、小さい物、しかも机の鍵なんてめちゃめちゃ小さい物、紛れていても分かりづらい。
 30分以上その状態で、さすがに私も寒くなり、キヨちゃんも、
 「もっとゆっくり考えてみる。」
というので、今夜は諦めた。
 見つかるといいのだが、見つからないととりあえず、机の鍵を壊さなくちゃならないかもしれない。まあ、今急いで必要な物は入ってないらしいが、鍵をするくらいだから多分貴重品。
 そもそも、私がずっとキヨちゃんの貴重品は管理していたのだが、私が結婚したので、今までみたいにお互いの部屋を自由に行き来と言うわけにも行かなくなったので、これを期に
 「母ちゃんも自分の物は自分で管理する。」
と決めた。決めたのだけどね・・・。
 まあ、どこかにはあるのだろう・・・。しかし、湯たんぽの一件もあるからなあ・・・。どこかにあっても、見つかる保証は無い。う~ん。


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コメント (2)
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