昨日入籍を済ませ、夜には幸せな気分でブログをアップするつもりだった。けれど、そうはいかないほど、どろどろに疲れてしまって、夕べは早くから寝てしまっていた。
いやいや、誤解を招く書き方である。決して入籍が出来なかったとか、彼と喧嘩したとかではない。幸せな幸せな時間を過ごせたには違いないのだ。しかし・・・である。
まず、昨日のブログにも書いた、「書き損じ」である。
本籍地は母子手帳を見ながら「557番地」と書いた。しかし、おじさんとおばさんに保証人のサインを貰っていると、おじさんおばさんの住所が「557」である。やっぱりである。つまり両親が結婚した頃、父はKという実家にいて、Mという家からキヨちゃんを貰ったのだが、その後うちの爺ちゃんの家に3人で来たので、本籍も変わっていた。まず、ひとつ訂正印。
次に彼の方も、世帯主は自分と思っていたが「お義母さん」だったようだ。訂正印ふたつ。
そして、最大は・・・。
結婚とは彼が言うところの「新しいフォルダを設けるのと同じ」なのだそうで、新しい私達の本籍地は「日本だったら、富士山でもどこでもいいんだよ」なのだそうだ。でもまあ、やはり現住所と同じが分かりやすいので、現住所のまま書いた。すると
「えっと、83番地は現在83-1と83-2になってますが、どちらにしますか?」
と聞かれた。住んでる私たちが知らない間に、番地が分かれるって言うのも不思議だなあと思いつつ、
「1と2はどう違うんですか?」
と何気なく聞いた。
するとびっくりする答えが返ってきた。
「えっと、1番がNさんの土地で、2番が建設省の土地です。」
?????はい?え?はい??勿論私はNさんではない。Nさんってダレゾヤ?建設省って???って具合である。
「いやいや、祖父の代から50年近くここに住んでまして、借家でもなく土地も家も祖父の物のはずですが。」
そういって調べてもらう。すると私たちが払っている税金の番地が、83じゃない!!!ってことは私達はどこのお金を払ってるの?となった。
既に祖父も父もない。祖父が土地を分けてもらったというFさんもない。ピンクも他界し、ピンクの娘も認知症だ。Kのおばさんは過去の事など良くご存知なので聞いてみたが、流石に知らなかった。
住宅地図を見ながら
「ほらね。ここが私のうちです。」
と説明していると、彼が
「住宅地図の番地は当てにならないよ。そもそも、住んでるところが83じゃない可能性があるよ。」
と言う。
とにかく帰って、登記簿を見た。すると私達の家は172-1と書いてある。そのくせ、現住所は83である。つまり祖父がもともと83に住んでいて、ここに引っ越した時に、宅地は登記したものの、現住所を移すのを忘れたようである。だから、父になってもそのままで、現在に至ったようだ。
慌てて市役所に電話すると、市役所の人も気になって調べてくれたようでやはり172-1が正解だった。当然そこに本籍をしたほうがいいので、出直して訂正印三つ目。
さらには
「現住所を直しておいたほうが・・・。」
というので、まず現住所を「錯誤していた」と訂正し、その上で入籍をした。ついでに、キヨちゃんの後期高齢者保険証などの訂正もしてきた。
んなわけで、めちゃくちゃ時間のかかった入籍だったのだ。
それでも、ようやく入籍が出来、父のバレンタイン用にお供えしていたチョコを下ろして、3人でお茶を飲んだ。
そして、めでたく指輪の交換。
その指輪を見ながら、キヨちゃんが
「おめでとう!」
と拍手をくれた。そして
「綺麗な指輪じゃなあ。ステンレス?」
・・・・。せめて、シルバーくらいにしてくれ。
それを聞いた彼が
「お母さん、流し台じゃないんだから。」
と見事に突っ込んだ。
*昨日まで便宜上ふたりのお母さんを「お義母さん」「キヨちゃん」「お母さん」と使い分けていたが、ふたりにとって「お母さん」でややこしくなるので、「キヨちゃん」は「キヨちゃんもしくはキヨちゃん母さん」、お義母さん(彼のお母様)は「ヨリちゃん母さん」とします。
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いやいや、誤解を招く書き方である。決して入籍が出来なかったとか、彼と喧嘩したとかではない。幸せな幸せな時間を過ごせたには違いないのだ。しかし・・・である。
まず、昨日のブログにも書いた、「書き損じ」である。
本籍地は母子手帳を見ながら「557番地」と書いた。しかし、おじさんとおばさんに保証人のサインを貰っていると、おじさんおばさんの住所が「557」である。やっぱりである。つまり両親が結婚した頃、父はKという実家にいて、Mという家からキヨちゃんを貰ったのだが、その後うちの爺ちゃんの家に3人で来たので、本籍も変わっていた。まず、ひとつ訂正印。
次に彼の方も、世帯主は自分と思っていたが「お義母さん」だったようだ。訂正印ふたつ。
そして、最大は・・・。
結婚とは彼が言うところの「新しいフォルダを設けるのと同じ」なのだそうで、新しい私達の本籍地は「日本だったら、富士山でもどこでもいいんだよ」なのだそうだ。でもまあ、やはり現住所と同じが分かりやすいので、現住所のまま書いた。すると
「えっと、83番地は現在83-1と83-2になってますが、どちらにしますか?」
と聞かれた。住んでる私たちが知らない間に、番地が分かれるって言うのも不思議だなあと思いつつ、
「1と2はどう違うんですか?」
と何気なく聞いた。
するとびっくりする答えが返ってきた。
「えっと、1番がNさんの土地で、2番が建設省の土地です。」
?????はい?え?はい??勿論私はNさんではない。Nさんってダレゾヤ?建設省って???って具合である。
「いやいや、祖父の代から50年近くここに住んでまして、借家でもなく土地も家も祖父の物のはずですが。」
そういって調べてもらう。すると私たちが払っている税金の番地が、83じゃない!!!ってことは私達はどこのお金を払ってるの?となった。
既に祖父も父もない。祖父が土地を分けてもらったというFさんもない。ピンクも他界し、ピンクの娘も認知症だ。Kのおばさんは過去の事など良くご存知なので聞いてみたが、流石に知らなかった。
住宅地図を見ながら
「ほらね。ここが私のうちです。」
と説明していると、彼が
「住宅地図の番地は当てにならないよ。そもそも、住んでるところが83じゃない可能性があるよ。」
と言う。
とにかく帰って、登記簿を見た。すると私達の家は172-1と書いてある。そのくせ、現住所は83である。つまり祖父がもともと83に住んでいて、ここに引っ越した時に、宅地は登記したものの、現住所を移すのを忘れたようである。だから、父になってもそのままで、現在に至ったようだ。
慌てて市役所に電話すると、市役所の人も気になって調べてくれたようでやはり172-1が正解だった。当然そこに本籍をしたほうがいいので、出直して訂正印三つ目。
さらには
「現住所を直しておいたほうが・・・。」
というので、まず現住所を「錯誤していた」と訂正し、その上で入籍をした。ついでに、キヨちゃんの後期高齢者保険証などの訂正もしてきた。
んなわけで、めちゃくちゃ時間のかかった入籍だったのだ。
それでも、ようやく入籍が出来、父のバレンタイン用にお供えしていたチョコを下ろして、3人でお茶を飲んだ。
そして、めでたく指輪の交換。
その指輪を見ながら、キヨちゃんが
「おめでとう!」
と拍手をくれた。そして
「綺麗な指輪じゃなあ。ステンレス?」
・・・・。せめて、シルバーくらいにしてくれ。
それを聞いた彼が
「お母さん、流し台じゃないんだから。」
と見事に突っ込んだ。
*昨日まで便宜上ふたりのお母さんを「お義母さん」「キヨちゃん」「お母さん」と使い分けていたが、ふたりにとって「お母さん」でややこしくなるので、「キヨちゃん」は「キヨちゃんもしくはキヨちゃん母さん」、お義母さん(彼のお母様)は「ヨリちゃん母さん」とします。
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